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書かなきゃいけないのです

 昼も夜もない生まれたての赤ちゃん。深夜、授乳を終えて寝かしつけても眠りが浅いようで、何事か声を出しながらしきりに顔や手を動かしています。目的や意志のない不規則な表情や動き。えも言われぬ情に心がざわざわします。「我が子はかわいい」、は本当でした。現時点でMAXかわいいと思っているので、次なる疑問は「我が子はずっとかわいい」のか? つまり今後育って大きくなっていく中でいとおしい気持ちが変化してしまわないのか、そんな親バカ的クエスチョンに気を病みます。

 明日で生後10日。いろいろ書きたくてしょうがないのだけど、ベビーと向き合う時間と別に書くことに向き合う時間をうまくつくれない。ちょっとの合間に脳内を整理できるほど器用なライターでも詩人でもなく。そう、ただ記録的でも赤裸々でもいいので、出産の細かな経過は書いておきたい。眠ろうと目を閉じるたびにフラッシュバックしてくるものが、10日で薄れつつある。
 分娩の後日にやってきた心の妊娠の終わりの時に涙が止まらなかったこと、お七夜を迎えて「パンプキン」を卒業したこと、生後10日なのに着々と成長する彼女の変化に心がついていかない気持ち、5日間の入院期間中の母乳育児24時間トレーニングが濃密で苦しかった分かけがえのない時間になったこと。産後はゆっくりリラックスしてなるべく母子の穏やかな時間を過ごすべき。けれども職業病とでも言ってください。それでも書き留めて、表現するべきなのです。続きは、あらためて!

ご報告

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 パンプキン、予定日ぴったりに誕生しました! 女の子で、昨日の夕方4時43分、2878グラムでした。母子同室なので戸惑いながらも母乳とおむつ交換に取り組んで一晩過ごし朝をむかえています。恥ずかしながらおむつすらかえたことない。
 まだ母の実感みたいなものは正直わいてなくて、妊娠中と同じくだんだんいろいろ感じるようになるのかな。ただただ出産が壮絶で、あわよくば皆さんも期待してくれてたような「スポーンと」産めたらいいなと思ってましたが、まー、予想通りというか、はい。ただ私の体が小さいから自然分娩できるか心配したり正産期に陣痛くるか心配したりしていたので、医療行為なく気合いで産めたのはよかったー。まじで気合い。山で鍛えた精神力と体力(?)で家で長めに耐え、陣痛5分間隔で病院着いてから7時間強。鼻から大根どころじゃない! これから産む方もいるので、省略。「赤ちゃんはとっても元気ですよー、苦しいのはお母さんだけですよー」と最後のいきみ中に言われた言葉が印象に残ってる。
 だんなちゃまと実母が腰を押さえたり気を紛らわせたりしてくれて、誕生の瞬間を見届けてくれてよかった。私はしんどすぎて感動する余裕すら残ってなかったけど、きっと感動してくれたんじゃないかしらん、と思う。

 パンプキン、一言でいうと「かわいいぞ」。自分のベッドに並べて寝てます。よく育ったね! 無事に産めて、出てきてくれてよかった! 皆さまこれからも親子でよろしくお願いします◎

パンプキンの名前

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 パンプキンの名前、そろそろほんとに決めないと。
 音の響きから決めたいと以前から思っていた。漢字はそのあと。自分の名前がそうだからか、外国の人が発音しにくい日本らしい音ではなく、世界中に通じやすい響きにしたいと思っていた。そして「今年の人気名づけランキング」に挙がるものも、あえて望んでいない。

 振り返って考えると、自分の名前は理由もありそうで漢字の見た目も悪くないって勝手に思っている。それはその名前と30年以上望む望まぬ関係なく付き合ってきたから? 実際には親から、「なんとなく響きがよかったから」程度の理由しか聞いていない(笑) 親がそんな感じだったとしても、名前を使い続ける子どもの方は子どもなりに勝手に納得して、そういうもんだ、いいもんだと思って付き合っていけるのだろうか。

 そう昨夜は書いていたけど、音の響きはほぼ決めていた。今日本屋で名付けの本をぱらぱら見たら、いいじゃんって思える漢字があった。夫もそれがいいって。生まれてきて本人の顔を見て、その響きと漢字に納得したら決定かなー!

 名付けの観点
 1.音の響きが外国の人に発音してもらいやすいもの
 2.名前の意味(漢字の意味)について、外国の人に英訳しやすいもの
 3.漢字の見た目のバランスがよいもの
 4.読み方に迷わないこと
 5.少しめずらしいねって自分の感覚で思うようなもの

(写真は冬の朝焼け。6時は真っ暗)

年越しはどこで?

 私「出産の兆候がなくても、陣痛はいつきてもおかしくないんですよね?」
 助産師「うーん。でも寺井さんの場合は、まだかなあ」
 私「そうですかあ…。次の検診は主治医だから、助産師さんとは年内もう会えないかもしれませんね」
 助産師「いえ、病棟で会えますよ!」
 私「そっか、年内に陣痛がきたら病棟で会えますね!」
 助産師「一緒に年越ししましょうよ。年越しも勤務してますよ!」
 私「そうなんですね~。だんなは自宅に置いて助産師さんと赤ちゃんと年越しするのもいいな~」(←面会は20時まで)

 出産の兆候がなく、39週。ほんとに陣痛ってくるんだろうか。妊娠は神秘で摩訶不思議だけど、陣痛はさらに不思議。いったいどういう仕組みなんだー。どうして「そろそろ準備OKだな」って体が(赤ちゃんが)陣痛を起こすんだろうー。
 私は日頃から歩くことに慣れているためか、ウォーキング程度じゃおなかが張らなくて出産につながらない様子。もっと飛んだり跳ねたり? はやりすぎとしても、ハードな動きをしないとダメかもしれない。やっぱり床の雑巾がけかな。ううーん。年末年始は家でおいしいもの食べたいけど、気になるから早く生まれてきてほしいのが本音ではある。
 超音波で映し出されたパンプキンは口を何度ももぐもぐさせて、手の指を顔の周りで開いたり閉じたり、なんだかとっても幸せそう。と同時にのんきな感じ(笑) まあ、いっか。

私は老いていくので

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 自分のためだけに時間を使えることがほとんどなくなるだろうということで、スタジオで贅沢に写真を撮ってもらいました。いわゆるマタニティフォトですが、写真館ではなくデザインスタジオという印象のお店にお願いしてきました。が、簡単に予約が取れるわけなく。臨月になって写真に残したい欲が出てきて探すも、今、記念撮影ってこんなにもビッグマーケットだったのね!!!と初めて気づいた私。多くは子どもの撮影で、平日すら1か月先、土日は数か月先まで予約一杯。たった一枠、キャンセル枠にすべりこめたのでした。
 人に見せられない写真を撮ってどうすんだと、できた写真を見て自分に突っ込みましたが、その店は衣装も空間もカメラマンもその店らしさにこだわっているので世界観を楽しむ目的で行ってきたつもり。ファッション雑誌風な写真が撮れ、1回経験してみるのはアリかも。ちょっとした泊まりの旅行ができるくらいのお値段で、しかし人に見せるには抵抗のあるものがほとんどで(笑)何度も、とは思わない(笑)

 1つ、撮っておいてよかったとしみじみ思う写真が撮れた。以前、神田うのちゃんが雑誌「anan」で披露した妊娠9か月のヌード写真があまりに美しく、それは妊娠中のおなかだからこそキレイだな~と思ったのです。さらに内田春菊の本にも妊婦の体がおもしろい、写真に残すべきだと書かれ、スパンコールのヘンな衣装に身を包んだ写真などが掲載されていて笑った。
 ヌードと思わなくてもおなかを出せば雰囲気は出るので、うのちゃんみたいなポーズで撮りたいとお願いしたら、おなかのラインがとてもキレイに写るものが撮れました。私は老いていく。10年20年後になって「これを撮ってよかった」と自慢げに友人知人らに見せることができるでしょう。ただの娯楽や記録のためではなく、もう少し意味のある写真として手元に残せる気がするのです。だからそれだけは、あえてスタジオで撮れてよかった。私より5つほど年下の女性がカメラマン! 写真ってマジック~!!

PHOTO HOUSE MEMORIS

気になる原稿

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 みんな言いたいこと言うんです。「初産は遅れるからサ!」とか「うちは2週間早く産まれたヨ!」とか。夫に至っては妊娠期間の流れなど、今は分娩の進み方がわかる表をトイレに掲示しているのに、いまだに「陣痛が来たら救急車!」とか言うし。男の人にとっては妊娠も出産もあまりに未知なんだろう。いざ陣痛が来たら夫はオロオロするのか、私もオロオロするのか、各家庭のドラマがありそうです。パンプキンは週に200gくらい増えて、なんだかもう、私の体に収まりきらない? 胸焼け、頻尿、下半身のむくみが今週急にひどくなった。そして引っ張られたお腹の皮膚が敏感でかゆく、軽くお腹をカイカイすると、くすぐられたパンプキンがヒャヒャヒャとうごめく気がする。なんとなく、まだ1週間は生まれない気がする…。

 意外と気持ちが落ち着かず、産前にやりたくて残してしまった複数の原稿とか、役所の手続きの下調べとか、今MAXに大きくなっているお腹の写真撮りたいなとか、パンプキンとやり残したことないかなとか、見えないタイムリミットを気にして焦ってしまい、よくないなあと思っています。臨月って、もっとゆったりソファーに座って本読んでお茶してるようなイメージだった! どこが!?
 毎日8時間寝ているので体は問題ないけど、どうも気が急いていかん。パンプキンも一時期は大人しかったのにまたゴロゴロ激しい。窮屈だろうに~。30分くらいして彼女の動きが落ち着くと「やっと寝たよ」という気分になって、生まれたあとも寝かしつけに苦労するのかなと思う。今日提出した原稿が編集部から「ばっちりです!」とお返事もらえ、OKが出るとやっぱりうれしい。だから気になる原稿は書いておくとか、気がかりを一つ一つ削っていくという、理想ではないけど私らしいかもしれない臨月で。性分なんだよね、もう!

もう少しおなかにいてね

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 寒くなると名古屋人の冷蔵庫には「味噌煮込みうどん」が常備されます。味噌のスープをフーフーいいながら胃に流し込むと、ああソウルフードってこういうものをいうんだと魂が震える思いがします。そのとき、パンプキンもきっと一緒に魂を震わせていると思います。
 そんなこんなで今日から臨月。パンプキンは近頃大人しく、少し前までの理解不能な痛いくらいのアニマル的胎動から、やんわりと遠慮がちな人間ぽい胎動に変わった気がします。ビクッとなるのは寝ピクに違いない。妊娠9か月は、小牧山を入れたら3回近場のよく整備された自然歩道を歩きました。何しろ時期がいい、晴れた日には黄葉や紅葉がほんとにきれいで、濃尾平野がスカッと見渡せる。しかしそろそろ公園のようなところを選んでお散歩しなくちゃな。「おんぶもできないし救急車も来れない」と夫が心配します。そうまでしてどうして? という声が聞こえそうですが、歩きに行くと、パンプキンをおなかに入れて散策できるのもあと数回、もしかしたら今日が最後かもしれないと思うのです。それがなんとも淋しい。「早く出てこないかな~」と思っていたけど、今は「もう少しおなかにいてね~」という気分なのです。この先再び妊娠することがなかったら、本当に本当にこうやって歩けるのも最後かもしれない。だからもうちょっと一緒に歩こうね~と声をかけています。
 生まれたあともそりゃいいもの。でもおなかがポッコリ出て子どもがおさまっているこの摩訶不思議な体の妊娠中も、なかなかいいものです。

夫曰くペンギン

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 パンプキンは元気です。ウゴウゴ・ドンドンしてくれてます。グルルッとか相変わらずアニマル的振動。もう9か月後半になり、今は羊水に浮かんでいるよりも子宮にもたれかかって寝たり起きたりしているらしい。
 いやあ、わが子はかわええ。平均より小さくやっと2000gほどになりました。
 私の体調は意外とよく、胃袋も何もかも圧迫されているだろうに問題なく食事がとれて、歩けば時速4kmという一般的な歩行スピード。疲れやすくて昼寝もしますが。臨月入っても調子がいい限り仕事をする予定なので、意外と忙しい日々!

 10月末は「日本の真ん中 いなべ山女子フェスタ」という三重県は鈴鹿山脈のふもと、いなべ市で初開催された登山イベントの取材になんと泊まりで行ってきました。9か月間近の妊婦だということで、とっても待遇をよくしていただき! たぶん妊婦じゃなくても親切にしてくれる方々がそろった実行委員会でした。「いなべをアウトドアで盛り上げたい!」という地元関係者や市役所の方々の熱意をビシビシ感じて。約85名の参加者が楽しんでいました。鈴鹿は私にとっても近い山のはずが、これまで通うというほど訪れたことがなく。鈴鹿に限らず、近県の千mくらいの山々には今後めっちゃお世話になりたいと思ってます。写真の右隅にいる小人(夫曰くペンギン)が私です。

 それから円頓寺「パリ祭」に行ったり、標高86mの小牧山に登って愛知の珍スポット(名古屋ライターの大竹さんの本にも紹介されている!)「おっぱい観音」こと間々観音に安産と母乳祈願に行ったり、そしてこれから登りたい山がまだ3つもあります。臨月には、名古屋市最高峰・東谷山フルーツパーク198mに登ると決めてます!
 残り少ない妊娠期間中に全部登れるかな!? パンプキンはいつ「出たいよ~」っていうのかな。12月になったらなるべく一人で出歩かないようにしま~す。