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読図講座を開催しました!

【登山部あさひ読図講座2025レポート】

雨天予報により寧比曽岳のハイキングは中止しましたが、室内でワークショップを開催しました❗️ 場所は、豊田市の猿投台交流館。

登山部あさひが、小学生のいる親子のグループ。読図への関心がうかがえたので開催を決めたものの、さーて、小学生にいったい、どんな方法で地図の読み方を教えようか? 1年生も来てくれることになり、さらに易しくしなければ!と頭を捻りました。

結論、言葉で教えてもぜったいに難しい。現実と地図をつなぎ合わせる、イメージの世界だから。ふりかえって自分が読図を学んできた経験を思うと、何よりも「地図を見る」「地図を使う」が基本。参加者は地図(地形図)を意識的に見たことがないのだから、「登山道を見本の通りに書き写す」「重要な地点にシールを貼る」という簡単な手作業をしてもらうプログラムに決定。


等高線をじっと見つめて、見本の通りに登山道を書き写すだけでも「等高線は5本おきに太いものがあるぞ?」「道路にも太さの違いがあるぞ?」「地形図の点線の通りに登山道が通ってないんだな」と気づくかも。「社会科で習った地図記号が、今ここで役立ってる!」とも思いますよね(とくに大人は笑)。等高線の丸く閉じた部分が山(山頂)だよと伝えることで、「地形図に名前が書いてある山はごく一部で、他にも小さな山頂がたくさんあるんだ!」と発見できます。登山道が尾根にあるなら、それを教えると「尾根にあるってことが分からない!」とやりとりが続いていきます。シンプルな作業が入口でも、地図と友達になるには十分なんだ!と私も確信を持つことができました。

子どもに教えるのが難しかったのは、等高線の幅で、地形が急か緩いか分かること。等間隔に線の引かれた下敷きを傾けて、上からのぞきこんで確認してもらいましたが、次は紙粘土で山の模型を作ろう♪

もう一つ、大人も苦労していたのが「尾根と沢の見分け」。最初に必ずつまづく部分と分かりました。ただ沢には青い川のラインがあるので、講座の中でも次第に理解できるようになっていました。


難しい!分からない!という声があちこちから聞こえていたので、アンケート結果は散々かなぁ~と覚悟したけど、評価はしてもらえていて、胸をなでおろしました。難しいけど面白い、やれたらカッコいいという思いが自由記述からもうかがえます。大人の方からは「五感を使う」という言葉もあり、たしかに!と思いました。

二次元が、三次元に浮かび上がって見える、山の中で地図と空間が照合できる。そもそも紙の地図は、一度に広範囲を確認できることに強みを感じます。体にたたきこむような学びの基本は、やはりデジタルよりもアナログが強いな~と思うのでした。

今回はスライドでレクチャーするよりも他の方法がよいと思い、手書きの地図資料を作成しましたが、子どものアンケートで「私もそういうのを作りたい」という声が複数(笑)学級新聞みたいな!? こういうところ、子どもの教材制作の経験(現役のプロでございます)、学生時代に建築教育やまちづくりのワークショップを企画実施させてもらっていた経験がストレートに生きるなぁと思います。

GC賞応募できます? いや建築や都市に関係ないから対象外かな~笑

初めての親子登山をエッセイに

僭越ながら、子連れ登山のデビュー戦について、エッセイ風で記事にさせてもらいました。

山と溪谷オンライン お母さんは山おんな① 生後4か月。泣いたら下山!? 春日井三山の弥勒山で、赤ちゃん連れ登山はじめました

https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=3999

山ガール世代が、ここ数年でどんどん親になっている…とは聞きますし、実際にそうだなと思います。しかし山にハマった人が、子どもがいると登山が続けられない、実際に結婚出産ってどうなの、と思うのも事実。「出産しても山に行けるんですか」と山で会った若い女性に聞かれたことが何回かあります。そんな親子登山に不安を感じるパパママの背中を押せるといいなぁと思います。私の個人的な経験を綴っていますが、あたたかいドラマもあって、読み物としても楽しんでもらえたら幸せです。

登山部あさひ×マリベ 上半期の活動

霊仙山のふりかえりが不十分だから、書いておこうと思ったら、登山部あさひ×マリベの上半期の振り返りになってしまった。振り返りすぎ~! 霊仙山の登山については、また別投稿で… 金曜と月曜に原稿〆切があるのに、またやれてない。やらなきゃ~😂

1月に金華山、3月にミニクライミング、4月に霊仙山、そして6月に読図講座、やれたら7月にもハイキングをしようと思っている。登山部の親子を対象に、参加枠が余れば私の告知を見てくれた親子も。毎回感想をもらっていて、ハッとする意見や、すぐに答えられない質問もあり、引率側も学びが多い。私の、案内する側の経験の少なさでもあり、単純に新しい人との出会いの効果とも思う。

そもそも登山部あさひに関わりだしたのは、まだガキ大将登山と呼んでいた頃の最後の年で、いきなり唐松岳の1泊2日山小屋泊に同行した。この頃は登山部の子どもたちに驚くことばかりだった。

いちばん小さな子で小3がいたのは度肝を抜かれた。高校生の3人はきょうだいなどをサポートする役割をしつつも、夜は持ってきたよりどりみどりのカップラーメンや担ぎ上げた水やお菓子で、中学生3人らも混じってパーティ。小学生の子どもたちも親からもらったお小遣いを、どんなお土産に使おうと考えて、山小屋の缶バッジやお菓子などを買っていた。しっかりしてるなあ。

我が子と登るときは、思うように行動できないのが常なのに、ガキ大将登山の子たちは「泣かない」「荷物も持つ」「ほとんど遅れない」「雨が降ってきても文句も言わない」「山小屋のご飯もちゃんと食べる!マジで!?」「ご来光を見るために4時起床!?」……などと神童と思うようなまぶしい子たちばかりだった。

そんなグループが昨年「登山部あさひ」に改称し、今年はスタッフとして引率や企画に関わらせてもらっている。本当はね、昨年もやろうとしていたけど、勇気と天気が合わず。

当初から「マリベさんも山の企画してほしい!」と言われていたものの、企画して募集しても、登山部を主催する安藤さんのようには参加者が集まらない。最初はそんなもんだと思っても、自分のための山もあきらめたくないし、育児さなかのワークライフバランスも崩したくない。本当にやる? できる? とは思ったけど、期待には応えたいし、山岳コーチ2の資格もきっと役立つだろう。今年は好天にも恵まれて、調子よく実施中。

企画するときには、私なりに工夫していることがある。ただ山を案内するのではなく、学生の頃に身につけたワークショップ的な手法を取り入れたり、山岳会女子として訓練してきたクライミングの技術や、登山ライターで培った視点を生かしたりすること。だから、シールラリーやクイズしてみたり、親子クライミングしてみたりと、登山にプラスアルファの体験をしている。参加者にウケるかどうかは、試行錯誤中(笑)でもワークショップ的な遊びが楽しくないはずがない。

最近は、どうやったらワークショップっぽく山を案内できるかな?と想像しながら、日常的な取材をしていることも多くなった。

【告知】寧比曽岳の読図入門ハイク

次の企画は6月!読図講座やります!

2025年登山部の皆さんに「やりたいこと」アンケートしたら、断トツで要望があったのが「読図」。自立した登山者に必要なイメージがある、実際に道迷いや遭難をしたら必須スキル、などの理由から「やれたほうがいい」と認識されているんだと思う。私は雪山やクライミングも皆さんにやってみてほしいけど、たしかにそれらの必須スキル感は弱い。

というわけで、みなさんの「読図デビュー」をお手伝いする講座を企画しました。募集開始は5月18日(日)、登山部の会員は20時~、非会員は21時~受付です!

⇒悪天のため午前中止、午後まだ参加可能です(6/12時点)
 午後の会場をつくラッセル→豊田市街地(猿投交流館)に変更しました

地図があれば山歩きがもっと楽しい
―寧比曽岳の読図入門ハイクと登山計画ワークショップ―

2025年6月15日(日)開催

🔹〈午前の部〉
寧比曽岳1121mの読図入門ハイク

⇒ 午前は、 展望ピカイチの人気の山 「寧比曽岳」に登りながら読図。おもに使用するのはコンパスではなく、スマホアプリの登山地図。アプリ片手に山を登りながら、山と自分を3次元的に把握する読図の世界を体験💪✨

・対象:小2~ *元気な小1の参加希望は相談してください!

・人数:5~15人程度

・参加費:子ども2000円、大人3000円

・内容:大人は事前に登山地図アプリ(YAMAP、ヤマレコ他)をスマホにインストールしてください。地図で見る感じと実際の地形を見比べながら歩いてみましょう *紙地図はマリベが準備します

・スケジュール
9時 大多賀峠集合
9時10分 登山開始
10時40分 寧比曽岳
10時55分 富士見峠(簡易なトイレあり)
11時10分~11時40分 寧比曽岳(ランチ) 
12時40 下山完了

・集合
9時までに大多賀峠にある登山口駐車場 *マイカーのみ
https://maps.app.goo.gl/Y49McPJhR5V1kJVw9

・装備・持ち物
登山に適した服装、登山靴または運動靴、あれば手袋(軍手など)、長袖シャツなど虫や日よけになるもの、手ぬぐい、ティッシュ、ごみ袋、帽子、昼食、水筒、おやつ、すべてが入るバックパック、熱中症対策グッズ(涼感アイテムなど)、持っている人は登山用コンパス、雨具(上だけなど簡易なものでも可、天候によって使用、ない人は着替え必須)

🔹〈午後の部〉
読図マスターへの道!登山計画ワークショップ

⇒ 午後は、廃校を活用した「つくラッセル」で、読図トレを兼ねた登山計画ワークショップ。登山部が過去に登った山やこの夏に登る予定の山の地図を広げて、チームで地形の特徴や危険箇所などを話し合い、マップ作りします🗺️

・対象:参加学年は自由 *実質的に登山計画ワークショップができるのは小3くらいから

・人数:20人程度

・参加費:子ども1000円、大人2000円(小3未満は無料)
 *寧比曽岳から続けて参加する大人は1000円

・内容:地図読みのレクチャーから始めます。登山部が過去に登った山や、今年これから登る山の地形図を読み込み、答え合わせをするようにこの夏の登山を楽しめるといいですね

・スケジュール
13時30分 開場
13時45分 地形図の基本をレクチャー&質疑応答
14時15分 地図を読んで登山計画を立てよう(グループワーク)
14時45分 グループごとに発表
15時10分 大人の読図&登山のお悩み相談室(質問大募集)
15時30分頃 解散

・集合:つくラッセル *マイカーのみ
豊田市旭八幡町堂山432-3
https://maps.app.goo.gl/FoEbaudh5Q3EH7h9A

・持ち物
筆記用具、水筒、おやつ


募集開始 2025年5月18日(日)会員20時~、非会員21時~

申し込み・問い合わせ メールにて先着順
 宛先 teraimari★icloud.com (★を@に)
 件名「6月マリベ登山 申し込み」
 1.午前と午後のどちらか、または両方か、記載
 2.申し込み者のフルネーム(子どもは学年も)
 3.代表者の携帯電話番号と、あればLINEのID(マリベ登山に初めてのかたのみ)

解散時間は前後することがあります /寧比曽岳は雨天中止。最終判断は前日正午予定 /午後のワークショップは雨天時も開催 /幼児の見学など、参加学年で迷うときは問い合わせしてください

●マリベ/寺井真理プロフィール

愛知県出身在住の山ママライター。『山と溪谷』『PEAKS』『岳人』などの登山専門誌でほぼ毎月執筆中。日本山岳・スポーツクライミング協会および日本スポーツ協会の公認スポーツ指導員(上級山岳、コーチ2)。山岳会女子でもあり、5歳と小4の2児の母として親子ゆるハイクから本格的なクライミングまで活動中。

マリベの登山では、山登りという魅力的だけどちょっと危険もある遊びに挑戦したい方が、最初の一歩踏み出せたり、山の楽しみを広げたりできるような企画をしていきます。親子でも、子どもだけでも楽しめる、ただ歩くだけではない、マリベがおもしろい!と思う山遊びを提案します。自然体験や冒険活動などに、いろいろなフィールドで挑戦しましょう。

普段の活動は、Instagramで更新しています!

https://www.instagram.com/terastudio.maribe/

ミニロッククライミング!大成功

登山部あさひ×マリベの初開催
ミニロッククライミング!大成功

親子で、本格的なロッククライミングを体験する、めずらしい企画を構想&実施できました。参加者の声からも評価があったけど、主催した自分自身も、とてもすばらしい、貴重な体験となりました。21人の参加者+6人のスタッフ+見学者2名。総勢29人の皆さん、ありがとうございました!

【子どもの感想】

その場で記入してもらったものを集計。
投稿に画像で貼り付けたので、ご参照ください

【保護者の感想】

具体的な声を一部編集して記載します!

「岩を見た瞬間、子供も自分も無理だろうと思いましたが、ロープの安心感からか意外に登れてびっくりしたのと、攻略していく楽しさを感じました」

「子どもたちの2回目のトライはみんなやる気が上がって、見ていて頼もしかったです」

「大人皆が、登っている子どもたちに素直にすごい!ナイス!と声をかけ自然に拍手があがる。これは子どもたちは絶対に楽しい、嬉しいことだと思いました」

「見ているのと、やってみることの違いを体感できて、すごく良い経験になりました」

「クライミングには、原始的な、頭と手足全体を使って身体を動かす楽しさがあると思いました。岩壁を登る、という普段できないことをやる特別感や達成感も」

「行きたくないと後ろ向きで、当日も登らないで帰りたいとぼそぼそ言っていたのに、スルスルと登ってしまい、最後にもっと大きな岩を見たときに登ってみたいと前向きな発言をしたことに驚きました。ボルダリングよりもクライミングは怖いな〜と言ってましたが、やってみたらロープもあるし安心したのかも」

「息子は直前まで少々行き渋ってましたが、なんとも晴れやかに自信に満ちた表情で帰宅しました。貴重な体験をさせて頂きありがとうございます」

「ハーネスをつけるアクテビティは最近いろいろなところにありますが、やはり人工物。何か物足りない感じ。今回は自然の中でのクライミング。感動しました。ケガや事故のことを考えると、このような企画はかなり厳しいと思いますが、次回も参加したいと思います」


開催できたことそのものが、 本当に貴重な時間だったと、皆さんの感想を受けても感じています。当日晴れてくれたこと、岩が乾いていたこと、寒すぎず暑すぎなかったこと、ケガや事故はなく、無事に終えられたこと。いや、これ大成功ではないのか⁉️

構想を始めたのは、昨年の夏。 時間かけて準備してきてよかった! まずは皆さんの感想から伝わる感動をシェア。

そしてさっそく次回も妄想しちゃいました。でもその前に、別の冒険登山もやりたくなった! 参加してくれる方がいてこそ、継続できるし、私も面白くて役立つ企画を考えたい。 いろんな登山体験を皆さんと一緒にやれるように、私の実績、情報発信なども大事になってくると思います。応援よろしくお願いします!

【告知】ミニ★ロッククライミングin瑞浪

●登山部あさひ初のクライミング体験会 開催!

⇒定員になりました👏( 2/16更新)

小学生対象に登山活動をしている「登山部あさひ」と、山ママライターマリベの共同開催で、親子向けのクライミング体験会を企画しました。登山部以外のかたも申し込みできます。

今回は初めて登山をする人や、幼児さんでも登れるくらいの岩場で練習しますので、中学年以上のお子さんや、山慣れた登山部の親子には簡単かも(笑)でもロープを付けて登るのは、高度感があってドキドキするかも! 安全対策は、クライミング技術を学んでいる専門スタッフで事前に打ち合わせしていきます。

開催の意図としては、ハイキングを超えた冒険的なアウトドア活動を体験する機会にしたいことと、それによって登山に出てくる岩場は余裕をもって臨めるようになるためです。ドキドキして、「できた!」を誰もが感じられるから、というのももちろんあります!

クライミングを体験すると、手足を使って登るような場面や、バランスを取らないと歩けない場所、ハシゴやクサリなどの高度感があって怖く感じる場所で、心も体もゆとりをもって臨めるようになります。一度体験するだけで違いますよ。

初めての体験にぜひ挑戦してみてください!

【ミニ・ロッククライミングin瑞浪】

見晴らしのいい山を登って少し下ると、子どもの体験にちょうどいい9mのおむすび岩があります。交代でロープを付けて、岩登りに挑戦しましょう!

クライミング技術のある専門スタッフや登山部あさひの大人たちが楽しく安全に登れるようサポートします。自然の大岩を登るボルダリング、現地施設にあるクライミングウォール(人工壁)でのボルダリングも合わせてやってみましょう。

普段見たことのないような真剣な顔、登り切ったあとには、大きな笑顔を見せてくれるかな?

■ 日時 2025年3月20日(木・祝)
■ 行き先 瑞浪市 竜吟峡のおむすび岩 ほか

■ 集合 10時 中央道瑞浪ICから車で15分の駐車場
  ※詳細な場所は、申込者に直接お伝えします

■ 募集 小学校1年生以上 20人
  ※大人も岩登りできます
  ※登山に親しんでいる幼児(年中・年長)も受付可

■ 活動内容
 水晶山~おにぎり岩(クライミング)~自然ふれあい館(室内ボルダリング体験)~竜吟峡ハイキング~森のあそび場~15時頃に解散予定。幼児も歩ける内容です

■ 装備、持ち物
 登山に適した服装、登山靴または運動靴、上履き(室内ボルダリングで使います)、手袋(軍手など)、防寒着、帽子、ヘルメット(自転車用など)、昼食、水筒、おやつ、すべてが入るバックパック

■ 参加費 3000円/1人(幼児は無料)

■ 募集開始 2025年2月16日(日)20時~
■ 申し込み・問い合わせ メールにて先着順
 宛先 teraimari★icloud.com (★を@に)
 件名「3月マリベ登山 申し込み」
 1.申し込み者のフルネーム(子どもは学年も)
 2.代表者の携帯電話番号(マリベ登山に初めてのかたのみ)
 3.あればLINEのID(マリベ登山に初めてのかたのみ)
 4.ヘルメットを持っていない人はその旨記載

・申し込みされる方は、適宜必要な個人情報を共有していただきます。
・解散時間は前後することがあります。
・ヘルメット以外のクライミング道具は、講師が準備します。
・雨天は中止。最終判断は前日正午予定。
・専門スタッフとして、名古屋市の円頓寺商店街にある「駅前アルプス」という登山用品店のオーナー(クライマー)と、愛知県山岳スポーツクライミング連盟の指導員(山岳コーチ)が同行します。

ご応募お待ちしています!

ハイキングコース
ふれあい館の室内ウォール(無料)
水晶山からの眺望

●マリベ/寺井真理プロフィール

愛知県出身在住の山ママライター。『山と溪谷』『PEAKS』『岳人』などの登山専門誌でほぼ毎月執筆中。2025年に日本山岳・スポーツクライミング協会および日本スポーツ協会の公認スポーツ指導員(上級山岳、コーチ2)資格取得予定。山岳会女子でもあり、5歳と小3の2児の母として親子登山から本格的なクライミングまで幅広く活動しています。

マリベ企画の登山では、山登りという魅力的だけどちょっと危険もある遊びに挑戦したい方が、最初の一歩踏み出せたり、山の楽しみを広げたりできるような企画をしていきます。親子でも、子どもだけでも楽しめる、ただ歩くだけではない、マリベがおもしろい!と思う登山をそのときどきで提案します。自然体験学習、冒険的な活動まで、いろんなフィールドで挑戦してみましょう。

普段の活動は、Instagramで更新してます!

https://www.instagram.com/terastudio.maribe/

マリベ登山教室、金華山

今年の挑戦!?マリベ企画で登山教室、第1回できた!

2023年から現「登山部あさひ」の活動に加わり、キッズたちと唐松岳や国見岳などに登った。親子対象のスライドトークの機会もいただいた。主催の安藤さんが認めてくださり、2025年は、マリベ企画の登山や安藤さん企画での講師をさせてもらうことに。(ありがたいことだ…!)

1月26日は、私や幼児さんも含めて5組15人で、岐阜市の金華山に登ってきた。

昨年も2度ほど計画したけど、雨で中止になっていて、今回は天気の心配はまったくなく、暖かくて防寒着が荷物になるくらい。金華山は長良川から立ち上がる独立した岩山で、晴れればすばらしい展望がある。こんな日は、入館料200円を払っても、天守展望台に登る価値あり! 360度まわって、濃尾平野~揖斐の山々~東濃の山々~伊勢湾~三重の山まで見られた🏔´-

岩場では、高いところが苦手な子が「怖い」という場面もあったけど(あとで聞いた)年中さんから小学5年生まで連れだって、岐阜城の石垣さがしをして、お決まりのみたらし団子でしめてきた◎


  • 団体登山の楽しさやパワーはいいことなので、うちの子(年中と小3)も参加させた。講師が子連れなんて⁉️😂令和スタイルかな?
  • 読図の需要があるので、「今いるのは山と谷どっちでしょう?」クイズした。そこはたまたま山(尾根)だったので、「山登りに来たんだから、当然山でしょ」って返答で、そっか、なるほど(笑)尾根は太陽が当たって明るい、谷は斜面で暗く最後が急登など、特徴も伝えた。
  • 今回は、山上で石垣を10か所探すという、シールラリーをやった。やらなくても企画は成立しそうだったけど、石垣さがしをしても、10時スタート→14時下山できた。ちょうどよい活動量だったかな? ただ人数多いので、ちょっとバタつく場面あり。
  • 「足が痛い」と言う子は何人かいた。いい運動、非日常の体験になった証拠だな!☝

安藤さんは、「子どもたちの変化が大事」と言う。ただ楽しかった、疲れただけでなく、登山体験を通して、変化=成長はあったか? それがなければ続かないし、それがあるから続いていると。

私は公認スポーツ指導員(コーチ2)の資格取得中。その変化とは、私の中では「できた!」という喜びや感動と思ってて、それを実感できるようにサポートしたい。子どもが生まれてから、ずーっとお世話になってきた金華山。コーチの一歩をそこで踏み出せたなら嬉しい。

【告知】金華山で石垣シールラリー

お世話になっている「登山部あさひ」(安藤さん)のところで、マリベ担当の親子ハイキングを予定しています! 1/7現在、募集中です◎

2025年は、登山部で私も皆さんと登る企画を立てることになりました。さっそく募集します。行き先は、岐阜市のシンボル、日本遺産にもなっている岐阜城のある「金華山」です。

金華山は登山道がたくさんありますが、私がいちばん好きな、おすすめ周回コースを案内します。さらに山頂では、岐阜城の石垣を探すシールラリーもやっちゃいます。本物の石垣を求めて史跡たんけんしましょう。参加お待ちしてます! ご質問などはお気軽に連絡ください。

金華山で石垣たんけん!シールラリー

■日程 2025年1月26日(日)
■ 行き先 金華山

■ 集合 岩戸公園北側、金華山ドライブウェイ入口のゲート付近 10時
 ※駐車場は公園の北側(ゲート付近)に約20台、南側に約50台あり、公衆トイレは南側にあります。駐車場がいっぱいの場合、少し待つと空くことがあるため、早めに来て停められるようにしてください

 →北側Pが現在工事中で台数減っているようです。集合場所を変更するかもしれないので、申込者には1週間前ほどに確認の連絡を入れます

■ 募集 基本は小学1年以上(幼児は応相談) 20人程度
 ※体力的には幼児でも登頂できるルートで登ります。今回は親と離れても平気な登山に親しんでいる子は1年生から子どもだけで参加可能、親が付きっきりで歩ける場合に限り幼児も参加OK(保護者さんには幼児さんのペースに合わせて歩いてもらいます)。大人だけの参加ももちろんOK!

■ 活動
 10時15分~ 東坂ハイキングコースで金華山に登ります
 11時~ 金華山の山頂で、岐阜城の石垣を探すシールラリーをします
 途中、お昼休憩と、岐阜城に登りたい人は登れます(200円)
 レストランの上にも展望台があります
 13時~ 七曲り登山道で下山します
 14時頃までに 岩戸公園で解散

■ 装備・持ち物
 あれば登山靴(運動靴も可)、風を通しにくい防寒着(ダウンジャケットや、フリースにレインウェアを重ねるなど工夫してください)、防寒に効果のある小物(適宜、ニット帽、手袋、ネックウォーマーなど。ひらひらするマフラーはNG)、昼食、水筒(魔法瓶など温かい飲み物推奨)、行動食(おやつ)

■ 参加費 2000円/小学生以上1人
 ※幼児は無料(幼児に付きっきりになる保護者も無料)

■ 募集開始 12月28日(土)21時~
■ 申し込み・問い合わせ メールにて先着順
 宛先 teraimari★icloud.com (★を@に)
 件名「1月マリベ登山 申し込み」
  1.申し込み者のフルネーム(子どもは学年も)
  2.代表者の携帯電話番号
  3.LINEの有無(あればID)を記載

申し込みされる方は、登山計画をまとめるために、適宜必要な個人情報を共有していただきます。ご了承ください。

雨天は中止。最終判断は前日正午予定。

●マリベ/寺井真理プロフィール

愛知県出身在住の山ママライター。『山と溪谷』『PEAKS』『岳人』などの登山専門誌でほぼ毎月執筆中。2025年に日本山岳・スポーツクライミング協会および日本スポーツ協会の公認スポーツ指導員(上級山岳、コーチ2)資格取得予定。山岳会女子でもあり、5歳と小3の2児の母として親子登山から本格的なクライミングまで幅広く活動。

登山教室では、山登りという魅力的だけどちょっと危険もある遊びに挑戦したい方が、最初の一歩踏み出せたり、山の楽しみを広げたりできるような企画をしていきます。親子でも、子どもだけでも楽しめる、ただ歩くだけではない、マリベがおもしろい!と思う登山をそのときどきで提案します。自然体験学習、冒険的な活動まで、いろんなフィールドで挑戦してみましょう。

普段の活動は、Instagramで更新してます!

https://www.instagram.com/terastudio.maribe/