カテゴリー別アーカイブ: 建築家と家づくり

設計者目線でのプロセス

建築家さんが、設計者目線でのプロセスを投稿してくださった。面白い!

『建築家プラス2号』を制作しているとき。打ち合わせのあと建築家3名に「いい家ってどんなですか~」と聞いたら、「小さな家がいいんだよ、家は小さくなきゃ」という返答があった。なんですと!?小さな家!? 「それってどういう意味ですか!!」と鼻息荒く問い直したのを思い出した。

(確か、大きくすればいいんじゃ僕たちの活躍するところがない、とか、小さなスペースにいかに機能的で美しい空間をつくるか、みたいな回答だったような)

https://www.facebook.com/tomoko.fukaya.37/posts/3402867089820842

建築家との家づくりのプロセス

我がこととなると、楽観的に、遊びを交えて捉えるのがそう簡単なことじゃなく、そのつど調べたり、考えたり、悩んだりしながら、取り組んでます。家づくり。一筋縄じゃいきません。考えて、言葉にして、伝えて、やりとりし、じわじわと決めていくしかないし、それで着実に進んでいく、ような気がします。

「戸建て」を検討し始めたのが昨年の9月末だったので、1年以上経過。たぶんおもしろい方向に、進んでます。そのプロセスをメモ

1)家を買うのか建てるのか? 高性能でコスパのいい家なのか家づくりを楽しむプロセスなのか? →腹をくくって建築家に依頼するということを決める。10月くらい。

2)じゃ建築家ってどこで出会う? どうやって決める? →いざ考えるとさっぱりわからなくて、建築家の知り合いは多いんだけども決めるにはどうすれば。11月くらい。

3)出会いはこんなんだった。ポツンと一軒家でたまたま新田鷹雄という建築家を知り、検索して出てきたブログからリンクされたとある住宅の外観がいい感じだ。それを設計したのは愛知の建築家のようだ。 →探してみるとHPも持たない女性建築家。インスタとFBが見つかったので、迷った末SNSからの連絡を試みる。12月。

4)女性建築家さんが、私が気に入った外観の住宅と最新作を案内してくださるというので見学させてもらう。1~2月。この頃同時進行で、農地転用が必要となる土地の件が保留となっていた。 →土地がFIXするまで話を進められないと言われる。そりゃそうだ。5月ようやく農地転用の事前交渉を済ませ、6月売買契約。

5)女性建築家さんにファーストプランの依頼。契約の有無に関わらずここから依頼料が発生する。家や暮らしに対して思うことを書きなぐったもの(建築家さんいわく力作)を渡していたので、ヒアリングなどはスムーズにいき、1〜2週間でプランの概要が出てきて驚く。 →ここで私が失敗?する。親からの要望を私がコントロールできなかったため、先に進めなくなったのだ。7月。

6)親にこちらの意図を説明したり、これからどういうスタンスで家づくりを進めたいのか納得してもらうのに数週間〜かかる。こういうのってよく発生することらしく、早い段階でけじめをつけなきゃならないので、ポジティブに捉えればまあよかったのか。 →あれこれ親から言われたことで自分のイメージしていた家に対する考えがブレる。悩めばどこまでも悩める。出口見つからず。建築家さんとも話すが、夫とも話して、親の家じゃなくて自分らの家ということをもう一度確認して、リスタート。うう。

7)ファーストプランから先に進めることを合意し、設計と施工監理の業務委託契約。建築家をどうやって探すのか、決めるのか分からなかったところからは大きな一歩。100%の確信があるとかではなく流れもあると思った。この船に乗っかろう、ご縁で、きっと何とかなる。8月。 →しかし自分事として考えるとただ楽しみ~ってキャッキャな気分でいられず(笑)基本設計の作業に入ると、「編集者の目線」「生活者の目線」「ビジュアル重視の目線」などが入り乱れて予算もあるし進むごとに悩む。9~11月現在。

建築家の先輩に「思ったことは全部口に出してほしいと思った」と聞いたり、夫から「今話してコミュニケーションが取れないなら今後も取れないから聞きたいことがあるなら話してみれば」と言われたりして、自分でも「おいおい」と思うほど、基本設計の図面に質問・意見・悩み・要望などのペンを入れまくっている(笑)

建築家との家づくりのプロセス。我が家はこんな感じ。プロセスに正解はないけど押さえておくポイントくらいはありそう。

東の森の「魔女」?

東の森の「魔女」(!?)の家は、かまどから煙がもくもくと昇って、鍋や器に美味しいものを用意してくれて、土いっぱいの家と庭には野草や材木となった木々の生命力が溢れ、至る所に手仕事の跡があった。ファンタジーの世界みたいで、気になるアレコレをいじって遊ばずにはいられない小さき子どもたち。ああなんか、野に還るのはいいな! お誘いいただきありがとうございました。今になって、もっと建てたご本人に話を聞くんだった!と頭を抱える……

家を建てるかもしれません!

家づくり。ある女性建築家さんに言われたひとこと。

「建築家に依頼した方が確実に満足度、愛せる度の高い家にはなると思います。作る過程も住み始めてからも、とっても楽しいですので、ぜひ建築家に依頼されることをおすすめします!」

ズキューン。そうなの、そう言ってほしかった!「私と作りましょう」という言葉は、建築家しか言えないはず。メーカーの営業マン、工務店の設計士も、言えない言葉じゃないか?

家を考えたとき、資金が不安で、土地もなければ、とりあえずスーモあたりの建売の検索から始まるのが普通かと思う。で、名前のある会社の建売を探すかと考えてサンヨーハウジングとかサーラ住宅とかを見た。注文して建てられるなら建てたいよなぁとか考え始めて、土地っていくらするんだろ? と今度は土地の検索。我が家はここまできて、もともと縁のある候補地に心を決め、現在もそこに建てられるか調べている。

その間、いくつかの工務店やメーカーの話を聞いていて、「悪くないんだけど、絶対こことは思わなくて、どうやったら決められるの?」と思った。

そういえば学生のころ、傘をささないと部屋を移動できない住宅を聞いて感心しちゃったな。工務店などの設計士のものは注文住宅でもどこかプロダクト製品ぽく感じる。それが愛せてベストな場合も十分あるだろう。建築家は絶えず1点ものを作っている感じがする。だから時間もかかるしそれなりのお金もかかるだろう。

少なくとも「面白い」「わくわくする」っていう感覚は、おろそかにしたらいかんかな~と思った。「びっくり」したり「すげー!」と思ったりしてみたい。便利で快適に越したことはないけども。ささっと決めていくのか、とことんなのか? まだまだ勉強中。そして日本建築家協会が発行するフリーマガジン『建築家+』第2号が動き出していて、来年3月までに発行予定です! 責任重大、やれるだけ頑張りますのであたたかく見守ってください…