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夢のスキーとアイスクライミングのコラボ?

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 2週連続でマイア・アイスバーグ! 晴れ予報が、朝から名古屋は雨、長野に入ってもみぞれから雪へ…。現地は風が強く、寒い1日でした。こんなところにノーマルタイヤで来る!? と言いたくなるようなところで車が動かなくなったようで、数十分ロスするも、なんとかたどり着けました。
 すでにロープが8本も垂れていて、ガイドグループが3つもいて、場所を確保するのが難しそうだと凹みましたが、管理人さんがロープを整理して場所を作ってくれ、しっかり登ることができました。管理人Sさんありがとうございます! 午前4本、ランチ後に4本、コーヒーブレイク後に2本と、計10本も登って大満足です。1本当たり200円で、超お買い得だし!
 夢のスキーとアイスクライミングのコラボレーションを期待して行きましたが、1日じゃあなかなか、両方ともやりこめないっす。スキーはまた今度。帰りの路面はすっかり雪がとけていて、マイアは吹雪だったのに、こうも違うのかと驚きました。久々のデートを満喫できました♪

狩猟に関して何も知らない

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 生き物が狩られ、解体され、ブロック肉に分けられ、それが調理されて、自分が食べているという流れや現場を目の当たりにして、自分が動揺するようなことはなかった。意外と平気だった。どうだろう、普通はどういう反応をするんだろう。岡山県の高梁(たかはし)川上流、新見市哲西(てっせい)という町に暮らす猟師さんに会うことができた。FB(※同時にそちらにもアップしている)は情報を取捨選択しづらいツールなので、この写真をアップするか、ためらわなかったわけではない。ただリアルさも伝えたくて、あえて出すことにした。私が、解体まで冷やされていた猪を見つけて、じーっと観察していたら、猟師さんはフォークリフトを動かして80kgサイズの猪を吊り上げて見せてくれた。それはほんとに巨大な動物そのままの形で、顔は眠っているようだった。しかし吊り上った猪がクルリと回転すると、おなかにスッパリ裂け目があり、脂肪がのぞいていた。
 猟師さんは、解凍したばかりの猪の肉を煮たり焼いたりして食べさせてもくれた。日頃自分が食べている「お肉」と比べて、劣ることは何もない。とくにしゃぶしゃぶのようにして食べる鍋は、肉がやわらかくてとてもおいしかった。食べさせてもらいながら、いくつかの話もうかがうことができた。狩猟にまつわる制度であったり、仲間たちのことであったり、ジビエを無駄にせず活用するための課題であったり。大事なこと――猟師が狩りをする根源的な「欲求」も、一つ二つの単語から触れることができた。
 私は、狩猟に関して何も知らないのだと、無知を痛感した。身近に猟師がいるわけでもなく、巨大化して増えた猪の被害を身近に感じているわけでもない。だから、いろいろ知らないことについて、どこから聞いていったらいいか、戸惑う部分もあった。しかし無知だと分かったのは、いい経験になった。
 「野のものを食べるちゅうには適正な食べ方があるんや」。その言葉の意味を、一つ一つうかがったけど、本当に理解できるには、まだ何度か足を運んでお話聞かなければならないかもしれない。
 この出会いをコーディネイトしてくださったのは、清里ミーティング2014がきっかけで知り合った、岡野さん。案内することを快諾してくださって、ありがとうございました! 高梁川流域の人や自然をつなぎ合わせて、もっともっと流域の人同士が理解し合い、活発に交流できたらと、日々(文字通り)走り回っていらっしゃる! 地域に埋没する資源を見出して、人々の共感を得ながら価値ある形に変えていく。それは私の身近な地域でも、他人任せにしないでやるべきことかもしれない。

登り込めばできる

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 こんだけアルパインやってきて、私ほどリードしない奴もいないと思う。それは当然で、だってトレーニングしていないから。山に行くのと、登るトレーニングをするのは、多くの場合で重ならない。ただ登れる体を作るなら街中のクライミングジムに通えばいい。外岩に強くなるならフリーの岩場に通えばいい。ボルダーもいい。アイスに強くなるなら人工氷瀑や、アプローチほぼなしのゲレンデに行くのでいい。
 私はこれらの過程をすっ飛ばして、いや、そんな順序は固定されていなくて、その人の環境、志向、目的に応じて経験を重ねていくしかなくて、たまたま私はトレーニングできていない。地道なトレーニングと、遭難と隣り合わせの山での本チャンは、両方積み重ねていければ理想。トレーニングしなきゃ本チャンも登れないでしょって思うけど、意外とそうでもなく、力のあるリーダーのもと協力し合えば危険を回避できるすべがあるので、どちらが先だというものではないのです。
 この冬は、氷瀑をそれなりに多く登っている。先週末は人工氷瀑から濁河温泉のゲレンデに梯子という、登るトレーニングをする機会を得て、自分は何ができるか、どれくらいなら安定しているか、不確定要素の少ない場所でくり返し登って知ることができた。山中だと少ない場合1日1本しか登れないけど、今回は2日間で10本以上登れた!
 それと先月までに登った6日間の氷瀑たちでの経験を思い返すと、自分はこれくらいのことができそうだと感じるものがあった。手となるアイスバイルと足となる縦爪アイゼンの感覚も馴染み、できる範囲が分かって、その範囲内には自信がついた。だからアイスで初めてリードに挑戦してみた。しっかり安定して登れた。「そうか、こういう感覚なんだ」。まさに登り込んだ成果! 昨冬はめずらしく外岩に打ち込んでいたけど、通えば通うほど強くなっている感覚が楽しかったのと同じ。
 リード、おもしろいな。この感覚なら、ジョーゴ沢のあの滝も、峰の松目のあの滝も、戸台なら五丈ノ滝から頑張れるかもしれない。そんなわくわくが広がるのでした。いつもの先輩がケガで離脱してしまい、それだけがすごく悲しくて残念。「今季は最後に寺井さんと塩沢左俣に行こうと思ってた」という言葉がしみた>< 写真は、今年いちばん難しかった舞鶴ルンゼF1! これをリードするのは1年じゃ効かないや。

「自分自身が作りたいモノ」

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 岡山に来ています。今日は倉敷に宿泊。いやね、すごいですよ、岡山。毎度地方のどこかに出かけるとすぐそこが気に入ってしまう私。今回も例外ではなかった。以前に倉敷の美観地区を訪れたのは大学に入学するか否かの頃で、「行った」という記憶はあるけれど、こんなにスゴイ場所だとは、恥ずかしながら記憶がなかった。やはり大学で建築や都市の勉強をしたからだろうか? それとも年をとって、古き良きものに対する思いが強まったから? とにかく倉敷美観地区は、ここ数年で見た伝統的建築物群保存地区のどれよりも勝る、質、量、厚みがあった。感動すぎる。夕食を食べながらめくった「るるぶ」には他にも、気になる土地がたくさん見つかった。
 今、「クオーレ倉敷」というオシャレゲストハウスに滞在している。そこで見つけた本。「月刊 タウン情報おかやま」だって! なんてベタな名前! 中身は充実。いいなぁ、こういうローカルな雑誌。名古屋でいう月刊ケリー、大阪でいう京阪神エルマガジン社のMeets Regional(ミーツ・リージョナル)かな? 右の文庫本はまたすばらしい。その名も「岡山文庫」。岡山県は吉備の国として2千年の歴史をもち、発展を続けてきた新しくもあるまちで、その岡山のすべてを百科事典のように網羅すべく生まれたそう。昭和39年から刊行されて、290冊! 「今の時代だからこそ、郷土認識の確かな視座が必要」と説いている。いいなぁ、すごく。こんな活動が各県であればいいのに。
 明日は私個人の願いで実現する取材の予定! 楽しみ。この投稿を書こうと思っていたら、直近で特急の仕事が舞い込み、慌ててスケジュール帳をめくる。断りたくないなと直感的に思ったので、今月は登山お預けになっても、努力しようと思う。それで、今年の「有言実行」にしている「自分自身が作りたいモノ」が、先送りされてなかなか進まないの。誰にもお金をもらわないで自分の満足のためだけに作るって、なんで大人になるとこんなにも難しくなってしまうのかな。

初中級者レッスン

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 滑っているムービーを見返すこと2回目。そして参考にしていたセイカちゃんの「初中級者レッスン」の本まで読み返してみた。今回久々に自分の滑っている様子を動画でおさめてもらい、2年前と見比べてみたら。確実に上達している気がする!

 (1) スピードが出せるようになっている! ターン時に板をずらさず多少なりとも角付けされて流れが出ている。
 (2) 体が全体的に柔らかくなり、リズムに乗っているように見える。以前は頭の先から足先まで、固まったように動けていなくて、ギリギリ重心を動かすことでターンさせていた感じ。ロボットみたいというか。ただ本当は上半身はそんなに動かしちゃいけないし、手もあまり動かしちゃいけないんだと思う。それに今の私はストックをつくことでターンさせる古い滑り方になっちゃっている。

 パラレルになるために足りないのは、ターンとターンのつなぎの部分! このときだけ足が大きく開いたり並行ではなくなったりしていて、ダサい(TmT) セイカちゃんの本を見ると、内足は体の外側に向かうような動きで、外足は内足に閉じるような動きになるらしい。今は内足は常に意識しているけど、外足はあまりしていない。それと、つなぎの部分があんなにダサいフォームになっていたとは気が付かなかった。膝がくっつくくらい、近づけられるように意識しよう!

 写真のバックは蓼科山です♪

ツレッキングスキー・ファイナル

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 東京の山のいつもの先輩、エクさんと柏木さんと、今回は山じゃなくてスキーに行ってきました。エクさんは登山のほかにボランティアの会も運営していて、その会の毎年のイベント、「ツレッキングスキー」でした。「ツレッキング」とは、障害のある人もない人もみんなで連れ立って外に出て遊ぼうという意味だそうで、調べたらエクさんの造語だったみたい。好きなところに自由に出かけられない障害のある人が、年に一度、雪を見て滑って遊べる機会で、今年で21年目になったそうです。私たち夫婦は18年目の頃から参加していて、ボランティアを口実に長野まで出かけて雪質の良いゲレンデを滑り、エクさん柏木さんたちと再会して飲む機会でもあります。しかし残念ながら今回が最後の開催でした。

 写真の二人は同級生。どっちもいい年している(笑) 乗っているバイスキーは、板が2本だから安定していて、障害が重くても始められるスキーだそう。腕に力があれば、アウトリガーと呼ばれる道具などを使ってターンもできるんだって。彼の場合は私たちがターン操作するスタイル。私も緩斜面ならなかなか安定して滑れますよ! でも傾斜が強いところは難しい! 転ぶのも一興です。
 これで終わっちゃうのは淋しいけど、まあまたスキー行きましょう!

子どもと建築|この本を作る意義

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 近所の喫茶店でお決まりの資料読み込み。手にしているのは「まち路地再生のデザイン 路地に学ぶ生活空間の再生術」。近頃の自分の住む名古屋のまちは何かが面白くないと感じるけど、なるほど、たしかに路地的空間が欠落している。民家が向かい合いできた狭い空間で、飼われている猫が顔をのぞかせたり、住人の趣味であろう植栽がごちゃっと陳列されていたり、それを見たときに気になるけど入っていいのか心がざわつくような、昭和な空気のオープンスペースだ。地面はアスファルトじゃだめで、雑草が生えていたり、瓦や割れた鉢がタイル代わりに敷かれていたり、あるいは古いコンクリの階段だったりするような。
 今の名古屋には皆無なんじゃないかな。昭和生まれの私は実家の隣が長屋で、自分の家の敷地がどこまでかよく分からず、もちろん他人の家の前とは分かっていたけど、出入りしていた記憶がある。
 このところ、「まちなみ」に関する小学生向け冊子をつくっている。学生のころから何かと関わってきた都市センターの企画。いよいよ時間がせまってきて、3月末まで多くの時間をこの冊子に使うことになりそう。何しろシリーズ物で、3月末までに2冊を、少々雑でも形にしてしまうのがオーダー。今2冊目の企画に取りかかり、あらためて資料を読んでいる。出来の悪い学生ながら芸術工学を修士で出て8年、建築や都市の専門用語はスッカリ忘れてしまったけれど、「この問題をどうにかしたい」という感覚的なことは、不思議と書籍の行間から熱く感じ取ることができた。なぜ自分がこの冊子を作るのかの強烈な意味づけであり、私みたいなのが仕事をするときに欠かせないモチベーションのもとになる。建築設計の道を選ばず、たまたまだけど編集の一般企業に勤めていた経験が役立つから、しっかりいいもの作らないとね。子どもたちに、まちなみを見つめる視点を届けると同時に、大人たちの啓蒙もねらいたいな。多分、都市センターの担当者さんもそう思っていると思う。

仕事の成果

 昨年、夏にせっせと書き溜めていた小学生向けの問題集が、今週で責了だそうです。全部で250ページを超える枚数の問題を考えてラフにするという、テラスタジオをはじめて最もボリュームのある仕事でした。その分、夏は土日も仕事をしたり、1日12時間くらい作業をしたりしていました。当然、つらかったです……。とはいえ勉強になることもあり、がんばってよかった! 今は大部分の時間を子どもの教材制作に投入していますが、その中でも幅のある、私らしい誌面作りをしていきたいものです。