月別アーカイブ: 2019年9月

JIA愛知|けんちくかフェス

円頓寺商店街で、建築家による催しが開催中。その名も「けんちくかフェス」。初日のトークイベントに出かけた。会場はボルダリングジムで、衝撃吸収の分厚いマットは座り心地がいいし、なかなか面白い空間になっていた。あいちトリエンナーレの運営チームに入っている「アーキテクト」と呼ばれる人たち(その名のとおり本来の職業は建築家)が、芸術祭の運営においてどのような仕事をしているのか、具体的な作品を挙げながら話してくれた。舞台裏をのぞくような話の数々。自分が一つも作品を見られていないのが悔やまれた。

路地裏にあるこだわりの文房具ショップNO DETAIL IS SMALL(建築家さんのオフィスでもある)では、コーヒートニックをいただいた。夏に最高の味。もっと早く知りたかった! 黒ビールやコーラみたい、でもノンアルのコーヒー味。業務用炭酸水は北名古屋市のローカルメーカーのものだそう。スカッとした。ごちそうさまでした。

NO DETAIL IS SMALL  http://nodetailissmall.com

赤ちゃん返りに七転八倒

「赤ちゃん返り」という言葉はかわいらしい。だから赤ちゃんみたいな真似をするかわいらしいもんだとばかり思っていたが、とんでもない。
これが赤ちゃん返りか。イヤイヤ期の再来。体も声もでかくなり頭脳が発達している分、グレードアップしていて手におえない。今がピークであることを願いたい。

とにかく何かに文句が言いたい、何でもイヤだと言いたい、それは「甘え」の裏返しで、甘えさせてあげるのが正解だとは承知している。しかしこちらにも限度がある。機嫌がよければできることが、急にできないと言い出し、口が達者だから理由の付け方など妙に腹立たしい。やってほしいということをやってあげても、泣き止まないしやるべきことをやってくれない。次はあれをしてほしい、これがほしいと、エンドレス。
もう泣いてていいよと放っておくと1時間以上暴れて泣いていることもある。夜、子ども二人が同時にギャンギャン泣いていた時は、「お宅大丈夫ですか」と近隣からピンポンされるんじゃないかと思ったけど、ピンポンするならしてくれ、そしてこの状況を何とかしてくれと思った。

2歳のイヤイヤ期では、知人に話をする、図書館に行って本を借りるなど、客観的な意見から冷静になれた。今回はそれができていない。せめてネット上の育児指導に目を通そうと検索したら、「マイナス2歳と思うこと」という言葉が心に残った。正直「2歳も引かなきゃならんのか」と感じた。しかしこれが案外効く。

「抱っこしてほしいの!」「わかった、お膝に抱っこしてあげるよ」「牛乳飲みたいの!」「ここにあるよ?」「牛乳、飲めないの!」「コップが持てないの?じゃあ持ってあげるよ」「その持ち方じゃない!手はここを持たなきゃだめなの!」「そうか、お母さん難しくてできなかったよ、これでいいのかな?」「こうやって、かたむけないと飲めないでしょ!」「これでいいかな?(と飲ませてあげる)」……みたいなやりとりが、娘の機嫌が悪くなると延々始まるわけです。
牛乳のコップが持てないだと?んなわけないだろ!と一気に我慢の限界がオーバーヒートするところを、念仏のように「マイナス2歳マイナス2歳」とつぶやいて心を静める。効くけど、親がうつになりそう。だからこうやって書き出している。

子どもの赤ちゃん返りが愛情不足に起因することは分かっている。でも聖母にはなれん。菩薩にもなれない。黙ってギュっと抱きしめて子どもが落ち着くのを待つとか、特殊なスキルだと思う。子どもの甘えの要求でも、スーパーで箱アイスを2つも買わされるとか受け入れられない。だって1箱は買うのよ。十分優しいでしょう!2つも冷凍庫入らんし!作って並べて用意した夕飯にケチを付けられて一口も食べず、「食べなさい」と言ったら「いらない」と即答されることも苦痛でしかない。なぜここまでご機嫌をうかがって世話をしなければまともにご飯も食べてくれない?

今がピークだと思いたい。残念すぎる娘の赤ちゃん返り。愛情不足って言われても……

みてきた、映画『フリーソロ』

めちゃくちゃよかった。お金払って時間を割いて観てきてほんとによかった。周りからの評判に押されて今回は正解だった。生きるか死ぬかの究極のドキュメンタリー。すべての物事を見る目が変わるかもしれない。

映画館には10人くらいしかいなかった。私が山を登るから面白いのか考えながら観たけれど、多少なりともそれは否めないかもしれない。ケガとその原因、恋人との関係 、クライミングの身体的な感覚とここで滑ったら死ぬという体験、ヨセミテという場所、何かに共感できるから、多くのクライマーが、より感動する映画であるのはその通りかな。

でも「情熱大陸のスペシャル版」というコメントは、まさに! だからドキュメンタリー好きな人、アスリートやプロフェッショナルに興味を抱く人ならば、絶対面白い! なぜならテーマは(生と)死だから。死は誰にとっても深いテーマ。そして死を考えることは、生きることのゴールともいえる。主人公アレックス・オノルドの死生観にたとえ共感できなくても、ならば自分はどう生きたいのか、そう思わずにはいられない。

映画「フリーソロ」公式サイト http://freesolo-jp.com/

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「観た人の評判があまりにいいんだよ、でももうレイトショー1本しかやってなくて」。何気なく夫に話したら、夜なら俺が二人見てたら行けるだろ、という男気溢れる返答がきて、え?それは行けばってこと?そんならホントに行っちゃうよ?ってノリで観てきた。感想に何を書いても野暮ったくなってしまうが、とにかく「フリーソロでエルキャピタン登った」という理解を超える面白さが期待以上だった。

私個人の興味としては、恋人があまりに普通の人の反応をしていたこと(超人の恋人は普通じゃないはずだと思ってた)。そもそも恋人がいるのかということ(そんで恋人とのクライミング中にばかり怪我をするとか)。アレックスがしきりに「怖すぎる」と表現していたこと(難しいという表現じゃないんだなと思った)。恐怖に対する脳の反応が常人とは異なっていること(深い話題だと思う)。最後の偉業があまりにスムーズでまるで簡単なんじゃないかとすら思えること(そんなわけはないのに!)。いろいろなところを感心したり突っ込んだりしながら観た。大満足!

産後初、金華山!

少し前までは体が不安定で力が入らず、すぐに腰も痛くなるし、半日起きて半日寝ている状態だったのが、最近ずいぶん体調が上向いてきたのと、早く山に行きたかったので、行くぞ!と決めて早くも山に復帰しました。笑

長らく運動していない、歩くことすらしていない体なので、金華山の高低差ですらぜいぜい、ぷるぷる、しんどかった~。翌日から3日間ほど前ももの筋肉痛に耐えました。

でもですね、運動っていいですね。体に負荷をかけ、刺激を加え、筋肉がちゃんと反応して、回復すれば体力や筋力が戻ってくる。その方がずっと日常生活もラクだと実感します。ふにゃふにゃ、がたがた、よれよれのバランス悪い今の体は苦しくて嫌です。産褥期は卒業できたようなので、無理はしませんが、鍛え直したい。

生後1か月半の息子くん。久々に抱っこ紐で登り下り。思ったより安定していたので、彼を連れて定期的に山に行けそうな手ごたえがありました。ちょくちょく歩いて、がっつり背負えるようになろう。

JIA建築教室|お店をつくろう 表彰式

 9月最初の日曜に再び豊橋に行きました。産後二度目の投稿が「取材しました」の投稿になるとは思っていなかった! 小学生の子どもたちが豊橋のまちなかを想定して制作した店舗の模型の数々が展示されており、JIA愛知の建築家さんたちが優秀作品の表彰をしました。いろ~んな内容、形、こだわりの模型たちを建築家はどう評価したんだろう? 審査風景も見たかった!(1~3年生は絵画部門、4~6年生が模型部門。駅近くの2つの小学校で取り組まれている)

 私が来ることをご存じなかった建築家さんが「ええっお子さんは?」。「置いてきました(笑)」。司会をされていた黒野さんとはほとんど話せなかったけど、1か月ぶりにお会いしてきっと「おなか小さくなったね」って心のなかでつぶやかれたんじゃないか。私が黒野さんならそう思う。あれだけ巨大だったおなかが敷島のあんぱん1個分くらいに小さくなるんだもんなぁ。私も産む前は実感がわかなかったわけですが、赤ちゃんが入っていて、胎内から社会に出て一人間に育っていく。やっぱり出産ってすごい。

 夫も私も2ターン目の育児になるので、予想通りあまり焦らず鬱っぽくもならず、平和な気持ちで産褥期を過ごしてます。長男くんより長女の相手をする方がたいへん! そして一人目育児のすごさも感じています。長男くんには申し訳ないけれど、長女の時ほど育児のことだけに神経を尖らせ、気を揉み、喜び泣くことはもうないのだと悟りました。それだけ最初の子どもは神秘的です。それを超える体験はもうないでしょう。でもよく言われる、育児が楽しめるのは二人目からというのは本当っぽい。穏やかな気持ちで「かわいいな~かわいいな~」と見つめています。そしてお姉ちゃんの「弟ができた」という初めての体験を日々間近で見ています。