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【山と溪谷】イグルスキー米山さん取材記事

日本の雪山イグルー作りの第一人者である米山悟さんを取材させていただき、インタビュー記事をつくりました!

前半は、昨年3月に乗鞍岳で体験したイグルー講習のルポで構成しています。雪のブロックで人が寝られる空間をつくる、プリミティブな空間作りの喜びもありました。建築ワークショップとしてもかなり魅力的!(笑)もちろん楽しいだけでなく、レスキュー技術として有益なものと思います。p188-189の奥越の雪山のガイド記事も担当しています。2023年2月号『山と渓谷』、本屋さんや図書館にてぜひ探してみてください!

ごっちゃ混ぜで、最近の仕事

■『PEAKS』関連

今年はじめから執筆を続けているPEAKSさん。遠方だからってことで、「リスト系」と呼ばれる(たいへんな)楽しいお仕事をいただけることが多い。リスト系とはなんぞやというと、「おすすめ全国キャンプ場30!」みたいなやつ。同じ表現がカタログ系。今書いてるのは「頼れる全国アウトドアショップ21!」みたいなやつ。ほか、「最新の山岳保険10!」、「この冬注目のブランド図鑑」(の一部)や、「アルプス絶景ルート紹介」、「百名山のテント場全紹介」とかの一部も。カチカチ編集してきたので、そういうのは得意。文章で読ませる才能がなくとも、編集スキルがあればできる。問合せしまくり、集約しまくり、スケジュールに震えるのはしんどい。

PEAKSはリスト系が多い(笑)ガイドとか図鑑みたいなもので、読み物ではない。山と溪谷には少なくて、今の岳人にはほぼない。昨年で休刊したワンダーフォーゲルにはあったと思う。ターゲットの棲み分けであり、PEAKSが登山始めて1~2年のビギナーを対象にしているのもあるはず。全般的に山と溪谷は読者層の経験や技量が長く高い気がする。

「リスト系キタァァァ」って思うときにやんわりと退きたくなることもあるけど、面白い経験や出会いもあり(はい、ほんとにあります。ありがとうございます)、10月15日発売で今日も校了日だけど、やってよかったなと思う。(今店舗からの返事待ちであります)

■『岳人』関連

前述のPEAKSは継続していて、山と溪谷も関わりを少し持てているけど、ホームなのは岳人。理由はなんでしょうか、編集者さんとの距離感がちょうどいい感じ? この夏は久々に前年取材のお仕事をもらえて、アルプス行ってきた! 来年誌面を作れるのが楽しみ

■それ以外の仕事も

「1月号から、毎月どこかの山雑誌で書く!」という目標は、1年間達成できそうな見通し!『BE-PAL』ウェブも少し、秋に『YAMAHACK』もライターデビューできた。ちょっと私が止めていて申し訳ないけど(上原さん、黒野さん)、これから冬は『建築家プラス』vol.3の発行に向けて同時進行で動きます。連絡途絶えててすいません~💦

コツコツ実直実務系の名古屋市立大学ヘルスケアアートの裏方でお仕事と、たまに古巣のベネッセさんの仕事が来たりもする。ベネッセは小学生男子が笑ってくれるダジャレを考えるとかの仕事で、自分の脳トレにいい感じ!(笑)

山ライターの気持ち

雑誌などに山のガイド記事を書くときは、ほとんどの場合で、自分から山を提案している。東海エリアで、その季節なら、この山がどんな理由でおすすめ、といった具合に。

そこで毎度迷うのが「あまり知られていないお気に入りの山」を候補から外したい気持ちがあること。好きなものを独占したい人間の心理。

  • 自分レベルで知っている山なら、皆さんも知っているはずで、そのうえで「あまり登られていない」なら、その程度の山なんだろう。登山的に魅力がないんだろう。という考えもできる。
  • SNSでバズる時代、紙媒体の雑誌にガイドが載ったとしても、見ている人口はどんなもんだろう、載っても人出は変わらんのじゃないか、という考えもできる。(雑誌に載って、感度の高い人がSNSで映える写真を投稿して、それをきっかけにブレイクするシナリオは想定できる)
  • 自治体や地元の視点からは、来てくれたら嬉しい、誇りに思うからぜひ載せてほしい、というご意見をいただくこともある。とっておきの山をナイショにしておきたいのは私の個人的な利益でしかないのかもしれない。
  • 一方で、人が来すぎて地元が受け入れに困り、これ以上は困るからと一時期道路を閉じていた場所もあった。たとえば岐阜のマチュピチュ、天空の茶畑と呼ばれる場所は、大ブレイクしてしまい、コロナ当初から地元の希望で封鎖されていたけど、今またオープンしている。(封鎖されているころTEL取材で聞いた)

こんなふうに、いろいろ思いながらも紹介した山、ルートもある。その結果はというと、『岳人』の場合だけども、桜の時期が最高に美しい象鼻山。標高180m程度で登山未満だけど、超絶美しい。……はい、とくに人が詰めかけたとは聞いていない。

しかしこんなエピソードがある。『岳人』掲載の翌年に私が象鼻山で子2人と桜の下で花見をしていたら、その場に似つかわしくない登山ウェアの男性が歩いていたので、「どこでこの山を知ったんですか」と聞いたら、なんと!私が書いた『岳人』のガイド記事を見たからだった! 見ている人は見てくれている。見てほしい感性の人が見てくれていることに、とても嬉しくなった。

すでに人が集まっている山なら、いくら紹介しても平気だけど、ヤマレコで検索して、珍しい花が咲くベストシーズンに10件程度の記録しか出てこないと、あぁまだ知られていないんだな。と感じて、載せるべきか心がダークに渦巻いてしまう。岐阜で気楽にアクセス、登れる、ヤマシャクヤクのたくさん咲く●●山。yamapで検索したら前シーズンは50件だった。短い山だけど、やっぱりめずらしい花が咲くとなれば行く価値があると思う。もう50件も記録が出るなら、十分知られつつあるか…

象鼻山は地元住まいのとむさんのFB投稿で知って公開に承諾いただいた山(むしろ喜んでくださった)。写真のヤマシャクヤクの群生する●●山は、ヤマレコで自分がたまたま記録を見つけた山。

【BE-PALウェブ】高山病対策

BE-PALウェブ「山岳医監修!富士登山でリタイヤしたくない人は、高山病対策を!」時期を過ぎてのお知らせですいません😅

7月にこんな記事を作りました。今年の富士登山シーズンは過ぎてしまいましたが(雨で最後の9月も期待薄い)、来年以降、ぜひとも一度は登頂したい!と思っている方いらしたら。私のつながりで、今年登られた方は多い印象。2か月程度の期間に10万人とか登る山だから(コロナ前は20万人)、知り合いがたくさん登ってるのも、そりゃそうか。

この記事は実体験をもとにしながら、命に関わる内容なので、クライマーで山岳医の 稲田千秋さんに監修をお願いしました!ヒアリングさせていただき、勉強になったこと、役立つことを書いてます。初心者や、ブランクのある人には絶対、参考になると思います‼️

ご友人で富士山登りたいって言ってる人がいたら、読むことおすすめしてください🥰(個人的に書きたくて書いたものだけど、時間もかけた力作なので!)

【岳人】明神洞の古道調査レポ

8月12日発売の『岳人』9月号の掲示板(読者投稿ページ)に、岐阜県本巣市の根尾谷、明神洞での活動を載せてもらいました。仕事じゃないなら、ページ全部載せてもいいんじゃ?🤔 と思ったけど。

もっと多くの驚くような明神洞の写真があるし、調べたこともあるのだけれど、2ページのなかで、初めて読んでも伝わるように絞ってまとめました。ぜひぜひ、見てもらいたいです。本屋はもちろん、全国のモンベルショップに行けば手に取れますよ!

編集者さんに、内容は面白いって言ってもらえた。しかしもっとページを増やしたり、通常の誌面で扱うには、現実問題難しいということで、この形式となりました。服部文祥さんじゃあるまいし、登山道を無視して山や谷を歩き回ったり、立山や富士山のような全国区でもない奥美濃で、歴史探索をしたりっていうのは、そりゃ、なかなか、著者や登場人物の無名さもあって、扱えないですよなあ。と、ここだけ、余分なことをしゃべる私😅

プロジェクトを引っ張る 杉山さん、この地に深いかかわりをもつ とむさん、記事制作に協力いただきありがとうございました!

※明神洞については、1つ前に投稿した6月のシン沢屋交流会で、じっくり口頭で発表させてもらいました。こうした申し出を快く受けてくださるゴルジュ13ことキノポンさんこと木下徳彦さん。8月11日に沢で永眠されました。若手の沢屋をまとめる存在、若手とベテランをつなぐ存在、新しいことを学ぶ場を次々に提案してくださる存在だっただけに。キノポンさんの存在の大きさに、みんなも言われているけど決して体格がでかいというだけじゃなくて、あらためて気づかされています。危険なことをしているので、ご自身の書き残された数々の山の記録を読んでも分かりますが、何十人も山のパートナーを失ってきたそうです。安らかに眠ってください…………

コツコツ登山の仕事

コツコツ登山の仕事をしよう!と思って、今年は1月号から毎号どこかの雑誌に参加できています!

『PEAKS』さんが、何かしらページをくださっているのが大きいです、修行中の身と思って、いただけるページなんでも取り組んでいます。

4月号はギア特集で、6ブランドの概要と新作ギアの紹介記事を担当しました。個人的にも好きなウールのウエアを調べたり、気になってたBLUE ICEのギアをリサーチできたのは印象的でした!

5月号は百名山のテント場を網羅する特集で、四国の写真探しやテキスト、北アルプスの槍ヶ岳山荘と槍平小屋のテン場の写真提供などをしました!

6月号は、ソロテントのリサーチをすることに。現在発売してる山岳ソロテントを全部調べるので、「気になってた新商品」「レビューが知りたいソロテント」、メーカーの方は「ぜひ紹介してほしいソロテント」(笑)あればコメントかMessengerで連絡ください!

今日誕生日です! 40歳になってしまいまして、まともに山に登れるのはあと30年くらいでしょうか。山に限らず、あらためて持ち時間をどう使うか考えなくちゃと朝から思う私でした。編集制作に携わる仕事は16年目、フリーランスで11年目。

イグルー制作合宿の集合写真

すっかり春ですね! 1か月前のイグルー制作合宿の集合写真は、雪が舞っています。二つ玉低気圧からの暴風雪が予報される週末、20名ものイグルスキー志願者が全国から集まっていました。実際には1名が都合で不参加となり、講師を含めて20名の参加者となりました。2日間で制作したイグルーは、未完のものや壊れてしまったものを含めて、49軒でした!

関東から
藤野さん、加藤さんご夫妻、林さんとあんびるさん、りょーめいさんとMayさん、岡島さん、都合で来られずのくみさん

東海から
講師の米山さん、加藤さん、榊原さん、松見さんご夫妻、マリベ

関西から
相川さん、中井さん、伊藤さん、角田さん

そして
岐阜の白川郷から佐藤さん
北海道の北見から北村さん

半分くらいが私の知り合いや日頃はSNSで登山の話で交流している方々。残り半分くらいは、そこからの声かけで加わってくださった方々でした。講師の 米山 悟さんも、初めてのご対面でした。すっかり、たくさん、お世話になってしまいました。

米山さんいわく、昨シーズンまでは見かけなかったイグルーを活用した山行記録が、ヤマレコで今シーズンは1月10件、2月27件あるそうです。ただ注目されたわけではなく、「冬山登山の実践で使える」と認識した人が、急増したのだと思います。誰もが驚くのは「40分で作れる」という米山さんの言葉。さすがに1回2回では、とてもとても無理ですが、1時間半くらいは、けっこうすぐにたどり着けるらしい(?)です。十分実用的な時間と思います。

さて、ありがたいことに、来シーズンの山と渓谷で、イグルー合宿を題材にしたページを作れることになりました。合宿での皆さんの体験の様子、イグルーの構造や作り方の解説、そしてイグルー技術を身につけるとどんな登山が可能になるか、普及にかける米山さんの思いなどを、それまでに再度インタビューしてまとめます。

山と渓谷の編集会議で企画が通ったのも、合宿への参加者が全国から20名!ということや、NHKのニュース番組で紹介があったこと、そして日本山岳会の会報に米山さんが書かれた記事など、うまく説得材料がそろったようでした。逆にいうと、そうでなければ、「実用性ないでしょ?」と、ボツになるか、コラム程度の扱いだったかもです。

参加された皆さんは、本当に意欲的で……その後の雪山登山で、毎回というほどに作っている方も。私は引っ越しやら入学準備やらで、その後は雪山に入れませんでした。しかーし、それでは記憶があいまいになってしまう! ということで、残り少ない残雪期のうちに、とりあえずまたイグルー作りをしに行きます。復習して記憶の掘り起こしと、定着を。。春の重くなった雪で、うまくできるんでしょうか。

母子2組で、遊びをまじえて家(イグルー)づくり予定。子どもが興味を持ったら、来年の雪中キャンプはイグルーで?笑 そんな感じで、遅くなったけど、3月の合宿のことや、作り方の復習について、書き留めます。

【PEAKS】2022年3月号

本屋さんでまだ買えるかな!?『PEAKS』 3月号に参加しています。(2月15日発売)担当ページはなんと「山岳保険」。

企画からお願いということで、過去誌面を見せてもらってどうするかな~と検討。保険ってとっつきにくいし、できれば入るべきだけど、比較検討しづらいもの。そんな気持ちをそのまま表現しようと思って、マンガ展開にしました。進研ゼミをつくってた人間としては、マンガ展開って得意ジャンルなんですよね(笑)

プロット書いて、コマ割りやデザインを提案して、あとはイラストレーターさんに漫画化をお願い!(ナカオテッペイさんが担当)

マンガに登場する高尾エリアの景信山は、私がベネッセに入社して登山を始めたばかりのころ、同期の男の子たち(彼らが山の先輩だった)に連れて行ってもらったり、その後私もソロで登ったりしたお気に入りの場所。主人公の女の子の歩くコースは、まさに私の思い出が元になっています。チリチリたちと、寒い季節に、豚汁パーティ、したよね~!そのときは大勢だったね!

それから、最新の情報を各保険会社に電話で問い合わせ、細かくファクトチェックしてまとめた山岳保険の一覧ページがあります。この数か月で内容が変わったものが多くて、保険商品ってコロコロ変わるみたい(笑)

とりあえず入るならjROがいいと思います。ただ人の多い山域で危ない活動をすることが多いなら、山での個人賠償責任を付けるかどうかがポイントで、jROは対応していないので、その場合は金額あがっても別のものがいいと思われます。