すっかり春ですね! 1か月前のイグルー制作合宿の集合写真は、雪が舞っています。二つ玉低気圧からの暴風雪が予報される週末、20名ものイグルスキー志願者が全国から集まっていました。実際には1名が都合で不参加となり、講師を含めて20名の参加者となりました。2日間で制作したイグルーは、未完のものや壊れてしまったものを含めて、49軒でした!
関東から
藤野さん、加藤さんご夫妻、林さんとあんびるさん、りょーめいさんとMayさん、岡島さん、都合で来られずのくみさん
東海から
講師の米山さん、加藤さん、榊原さん、松見さんご夫妻、マリベ
関西から
相川さん、中井さん、伊藤さん、角田さん
そして
岐阜の白川郷から佐藤さん
北海道の北見から北村さん
半分くらいが私の知り合いや日頃はSNSで登山の話で交流している方々。残り半分くらいは、そこからの声かけで加わってくださった方々でした。講師の 米山 悟さんも、初めてのご対面でした。すっかり、たくさん、お世話になってしまいました。
米山さんいわく、昨シーズンまでは見かけなかったイグルーを活用した山行記録が、ヤマレコで今シーズンは1月10件、2月27件あるそうです。ただ注目されたわけではなく、「冬山登山の実践で使える」と認識した人が、急増したのだと思います。誰もが驚くのは「40分で作れる」という米山さんの言葉。さすがに1回2回では、とてもとても無理ですが、1時間半くらいは、けっこうすぐにたどり着けるらしい(?)です。十分実用的な時間と思います。
さて、ありがたいことに、来シーズンの山と渓谷で、イグルー合宿を題材にしたページを作れることになりました。合宿での皆さんの体験の様子、イグルーの構造や作り方の解説、そしてイグルー技術を身につけるとどんな登山が可能になるか、普及にかける米山さんの思いなどを、それまでに再度インタビューしてまとめます。
山と渓谷の編集会議で企画が通ったのも、合宿への参加者が全国から20名!ということや、NHKのニュース番組で紹介があったこと、そして日本山岳会の会報に米山さんが書かれた記事など、うまく説得材料がそろったようでした。逆にいうと、そうでなければ、「実用性ないでしょ?」と、ボツになるか、コラム程度の扱いだったかもです。
参加された皆さんは、本当に意欲的で……その後の雪山登山で、毎回というほどに作っている方も。私は引っ越しやら入学準備やらで、その後は雪山に入れませんでした。しかーし、それでは記憶があいまいになってしまう! ということで、残り少ない残雪期のうちに、とりあえずまたイグルー作りをしに行きます。復習して記憶の掘り起こしと、定着を。。春の重くなった雪で、うまくできるんでしょうか。
母子2組で、遊びをまじえて家(イグルー)づくり予定。子どもが興味を持ったら、来年の雪中キャンプはイグルーで?笑 そんな感じで、遅くなったけど、3月の合宿のことや、作り方の復習について、書き留めます。