ライチョウ保全の将来を担う!?

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 壮大なプロジェクトのお手伝いに参加できました。妙高を拠点にライチョウをはじめ動物たちの生態を調査研究されている長野先生などの呼びかけで、「ライチョウ調査モニターツアー」が開催されました。(主催者でもないのに貴重な集合写真をUPしちゃってすみません!)
 ライチョウは、じつは日本アルプス付近の限られた高山帯にだけ生息している鳥で、登山者は「よく見る~」なんて言いますが、確実に個体数を減らしている絶滅危惧種。生息環境が厳しいために調査が十分できず、生態はいまだ多くの謎があるそうです。彼らを守るべく方法を探る一方で、研究者を悩ませているのは、高山帯で調査できる人材が圧倒的に足りないこと! 「ライチョウが絶滅する前に、研究者が絶滅するかもしれない」。
 そこで、一般登山者が調査に加わり、研究材料を提供したり理解を深めたりする代わりに、ライチョウと出会える喜びや楽しさを感じてもらおう――という願いがこめられたのがこのモニターツアーでした。かわいいかわいいライチョウ。彼らを取り巻く環境がどんな危機的状況なのか、実際よく知りませんでした。ただ好きな山に登って、そこで見たライチョウの情報を提供するだけでも、ライチョウの未来を変えちゃうかもしれない、、!(おおげさじゃなく!) 参加したい人、たくさんいると思います。
 調査ツアーは来年以降も続くそうです。個性的なガイドさん、貴重な自然、おいしい食べ物とお酒、参加者との楽しい宴、全部そろってました☆ 今回ライチョウに会えたので、次はウンチを見つけたいのと、GPSを使いこなしたいな~~~!