「堀川沿い 旧料理店の解体申請 河村市長 所有者に“待った”」という記事が新聞のトップだった。
市長が古い建造物の保存に関心があることを、ちらほらと聞いていたところに、今回の件。「古き良き建築物を残したいけど、マンション建てた方が儲かる。残してって勝手に言うけど、保存費用は誰も負担してくれないじゃない!」のような事例。まちなみは誰のもの? それを守るのは誰?
価値があり保存すべきなら、もっと多くの人の声、関心を集めては…と思う。難しいことだけど、専門家、地域住民、学生、市役所の人たち。新聞を読むと、市長の独断に見える。
かつて価値のある建物の所有者で、残したくても残せなかった人は大勢いて(市の指定文化財にしてほしかったけどならなかったなど)、この記事をどんな思いで見ているのか。必ずしもポジティブではないはず。市長は、一つ事例を作った時に、他のすべても引き受ける覚悟があるのだろうか? 子どもたちにまちなみ保存を伝える機会があるけれど、その課題解決力は大人だって乏しい。あぁ、難しい。古いもの、年を重ねているものに、近頃めっぽう弱いワタクシ。