流れてくる情報を見て、ハッとするほど美しい渓流や森や岩壁と人の写真なんか目にしてしまうと、瞬間「いいなあ」って思考がそっちに行ってしまうことがある。目の前にある仕事への意志が、ポーンとどっかに行っちゃったりして。
休息が欲しくなって山へ行かない時期もあって、そういう時は「もうどうでもいいや」くらいに思う。でも十分休息できると、再び山への憧憬を抱くようになって「自分にも何かできる」などと期待してやる気が出てくる。こんなサイクルがぐるぐると続く。
たとえば、仕事のプロジェクトや企画の運営など、日常にあるささやかな非日常と登山は似てる。終わると苦労が吹っ飛ぶようなもの。学生の頃はいろいろやっていて、イベントを企画しては仲間に協力してもらった経験が数知れず。そんな時に感じていた充足感が、重なるんだと思う。
週末は、昨年敗退した尾根へ行ってくる。どっちかというと「無事に歩ききれるかなぁ」と心配が大きい。でも、「見たことのない何かを見にいけるんだ」「先輩と協力して成功させるんだ」。私にもできることがあるし、ハッとするほど美しいものを私だって見てるんだ。ちょっと勇気もわいてきた。