子連れイグルー遊び 、できたぞ~!!!!
メンバーで雪山に行くのは2回目。いったいどこまで歩けるのか。これだけ暖かくなった春山で、雪の状態と積雪量はどうなのか……すなわちブロック切り出しはできるのか、深さはあるのか。ゴンドラ乗車して(4人で4800円!)行くだけの価値ある楽しい1日となった!
あわよくば大日ヶ岳まで、と思ったのは(大人だけなら1時間で行ける)、前大日にも到達できず。ただ、たまたま腰を下ろして弁当タイムにした見晴らしのいい稜線の台地が案外悪くなくて、そこでイグルー制作に切り替えて作り出したら、1m掘り下げても土が出てこず、ブロックを崩してしまう小枝も少なかった。(前大日の付近は完全に夏道が出ているとこもあったので、これはラッキーだった)
1段目はシャバ雪だったけど、積雪深があるため下の雪は冷たく凝縮されて強度のあるブロックとなってくれて、教科書通りの形を作りやすかった。まあ、あとで分かったけど、そのブロックも屋根にすると太陽の熱で解けだしてしまい、攻めた置き方をするとしばらくで崩れる!というのを繰り返してしまった。3回くらい、屋根部分が落ちたかなぁ。時間も気になり、屋根を完全にふさぐまではできなかった。でも、できそうな手応えは得られた!(気温の高い春山では、屋根はツエルトでふさぐなどの応用編があると聞いている)
私は、子どもに向けた建築やまちの環境教育(デザイン教育)が研究テーマだったので、イグルーを見るとその点からも面白みを感じる。まずは身近な子どもたち(小1の娘と小3の娘さん)で、今年のうちに実践できたのは大収穫。事前に娘にヒアリングした段階で、すでに娘がイグルーの造形やそれを作ることに興味を持っているのは分かっていた。現地で私がのこぎりとスコップで作り出すと、「お母さんすごい!」と褒めまくり(笑)
子どもが、イグルー作りに長時間付き合ってくれるかは、じつは心配していなかった。登山には全く興味のない娘も、雪遊びは大好きで、何時間でも熱中できると知っていたから。今回も、登山中は不機嫌で反抗的だったのに、遊びだしたら「帰りたい」とは一度も言わなくて、小さなスコップとバケツで何やらおうちごっこや学校ごっこを、おやつタイムも要求しないで続けた。もし「帰ろうよ」と言われていたら、イグルー作りに集中できない。結局、11時半のお弁当タイム、12時すぎからイグルー制作、15時過ぎの撤収まで、4時間近くも滞在した(笑)
この感じなら、子連れイグルー雪中キャンプも、やれんことないんじゃ!?って感じ。距離は短くても、そこそこ急な斜面の登りと下りを頑張ってくれた子どもたちの姿も、まぶしかった。普通にすごいと思う。これはまた、投稿したいな
今回も山ママ仲間 あゆこさんに感謝です!