愛知県の設楽町にある段戸裏谷原生林。通称「きららの森」。標高は900~1000mほどで、樹齢300年におよぶモミ・ツガ・ブナ・ミズナラなどからなる県内では最大の貴重な天然林だそうです。
「原生林」という単語は、自然のままで人の手が長期にわたって入っていない森林のことで、専門的には「山の植生が安定している極相林」。植物の群落は何もせずに放っておくといずれはその環境にあった種だけが残り、森を構成し、その種による世代交代が進む。そうしてできた森の最終形態を表現しているんだそう。
深い森に分け入る登山をしていると原生林にはいっぱい触れてると思うのですが、愛知県内で原生林と名がつくのはここと、同じく設楽町の面ノ木原生林だけのようです。
「ホントに人の手が入ってないの?」「近くに道路走ってるじゃん」「森の中に遊歩道あるよ」と思うんですけど、遊歩道については都合よく解釈していいのかな~? どなたかご存知でしたら教えてください! 遊歩道すらない原生林は、そもそも原生林といって管理すらされていない! そういうことかな?
ひねくれたことを言わず、やっぱり豊かな森は歩いていて気持ちいい。秋は見事な紅葉が見られるはず。名古屋から最短60分、そのわりに知られていない箱庭のような場所――。こんな切り株一つが見事だなぁって、思わず写真を撮るのでした。
