新生児のかわいさは独特。「かわいい」というと見た目のことと思いますが、見た目よりも声(鳴き声)、表情(目や口の動き)、しぐさ(手足の動き)などの方が大きいかも。そうした新生児独特の動きは「原始反射」や「生理的微笑」などと表現されていて、つまり意図しているのではなく反射や本能、生理的なものだそうです。今はまだ信じられないくらい小さくて頼りなくて一人では何もできない、限りなく動物に近い存在。しかしこれが人間の子どもなのですね。
ものすごく小さいのに、手足はよく動き、グーパーして、いっちょまえに伸びもするしあくびもするし、むせたら咳込んでくしゃみもするし、ゲップもする。その音は大人顔負け。生理的だとしてもいろいろな表情をして、口をすぼめたり難しい顔をしたり、ニヒルな笑いをしたり、幸せそうに微笑んだり。かと思えば一瞬で風神雷神のような顔つきになり顔面を真っ赤にして泣き出す。モロー反射(驚いたりすると両手をバッと左右に広げる)も激しい。
私が特に驚いたのは、七変化する顔つきとセットで動く手。特にお乳を飲んで満足したあとに見せてくれます。さまざまなポーズはアニメやマンガで見てきたいろいろなものを想起させて、ジョジョ立ち? 古畑任三郎? 片平なぎさのスチュワーデス物語? 踊りながら歌うアイドル歌手にも見えたり。演技派! とにかく見ていて飽きない。魅惑の新生児なのであります。
こうした原始的生理的な動きは、数か月のうちにじょじょになくなっていくんだろう。今しか見られない! 貴重な時間だわ……。
