「栞日(しおりび)」さん。

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 国宝の松本城に行ったあと、さてどこかでコーヒーでもと思ったら、そういえば「栞日(しおりび)」さんが松本だった。このお店は、夏にFB上で紹介した「アルプスブックキャンプ」という自然の中で読書に親しむ野外イベントを主催された店で、“本を扱うおしゃれ喫茶店”くらいの感覚でふらっと訪れてみた。
 駅前の大通りからこじんまりとした店内に入ると、カウンターと本棚が。椅子は、2つ!? 並んでいる本はどれも個性的なもの。いくつか空間を併設していて4階にはソファー席があった。ふ~む、どうやら普通の喫茶店ではなさそう。
 店主の菊池さんは、お店づくりに明確な目的をもっていた。空間から店主の意志をひしと感じられる。簡単にいうと、ある特定のジャンルの本とその作り手を文化として支えたいと、そう表現できるのではないかと思う。店頭に並べる本、伝え方、本の作り手に対する支援、それらにこだわり行動されていて、その一つにアルプスブックキャンプもあって。まるで編集者かディレクターだ。話を聞き、私も本に携わる一人として、潔い部分には驚き、共感する部分にはジーンとしてしまった。
 ある特定のジャンルとは、かつてミニコミ誌と呼ばれ、今はリトルプレスという名称が一般的になっている媒体のことで、映画でいう単館/ミニシアター系といったら分かりやすいかも。地域に根差していたり、特殊なテーマを掘り下げていたりするもの。なかなか説明するにも文字だけでは表現しづらい世界だ。
 栞日さん、がんばってください! そして松本中心部にあるのでぜひみなさん立ち寄ってみてくださ~い。