予報はハズれて、東京組の女の子3人と別れ、宝剣岳をこえた頃から霧が濃くなり強風と小雨に打たれるように。行けたら空木岳と考えていたけれど中間地点の桧尾避難小屋に12時頃かけこんだ。
ここから下山するか停滞するか? ――外は雨だし、とどまることにした。すると次から次へとやってくる1~2人のパーティたち。定員10人程の避難小屋は、夕方には11人詰め込まれてギュウギュウになった。日曜日のよる、避難小屋を目当てにやってくる物好きたち。それは、面白い人物ばかり(笑) 植物調査で今日から10日間ここに滞在するという岐大の男の子や、屏風岩の雲稜ルートも登ったという関西のおじちゃん、5日間かけて中央アルプス全山縦走するという若い単独女性。私たちだって、タスマニアのおしゃべり青年に、雨のなかスケッチに出かける真子画伯と、役者はそろってる。
山が好きで今ここにいるという共通項。ほんの数時間で、疑似家族みたいになってた。その単独女性はほんとは英語ペラペラなのに翌日の朝まで正体を隠してたり(笑)こんな避難小屋体験は初めて。雨雲が11人を導いた。山ではときどき、こんな出会いがあります。
