シン沢屋交流会2022(総勢47人!)
日本の沢屋界を引っ張る実力者、名の知れたトップクライマー、腕に覚えある若手ホープが勢ぞろいする濃ゆい(変人しかいない)集まりに参加した。面白半分の不出来な私みたいなのでも渋々受け入れてくれる。
場所は韮崎の木下道場、会を率いるゴルジュ13こと、キノポンさんの別宅だ。
1日目の話題提供で、杉山さんと踏査に出かけた奥美濃・明神洞の「岩井堂」(修験者の足跡やそこに到る古道調査)について発表させてもらった。昨秋メディアに取材企画を送ったけれど、全国メディアでは知名度がなさすぎてのれんに腕押しだった。
この交流会では、「巨大ゴルジュが映える」「ゴルジュの中にあんなお堂があるなんて日本で探して他にあるのか」「修験者を探して手紙を出したら返事が来たことに感動」「先人を思って登るっていいよね」と、なかなかの評判。沢屋さんのユーモアや歴史への造詣に、私も得るものがあって発表できてよかった。
前身の海外遡行同人の際は、自分は妊婦で行く機会を失い、3年前からオンライン、現地2回と参加が叶った。オフ会のようなもので、顔を合わせるのはいい。
帰宅すると、杉山さんから、「岩井堂の修験者の息子さんが根尾谷に来られます」とメッセージが。76歳とご高齢なので岩井堂はもちろん、明神滝までもお連れするのは難しい。しかし林道の終点まででも。御嶽教のこと、なぜ明神洞だったのか、私も同席してお話を聞きたい! 記者としてまだ記憶を現代につなぎとめるお手伝いができそう。2022年も明神洞に迫ります!