出産の記録 (1)

 12月22日(火) 39週の助産師外来に行く
 この前の週末に年賀状用のマタニティフォトを撮影し終えて、いよいよ妊娠中にやりたかったことはやりきった感じ。助産師外来では、やはりまだ出産の兆候はないとのこと。でも以前より少しは張りを感じるようになっていて、助産師さんからは「張りを感じても休む必要はない。むしろもっと張って!って感じでどんどん歩いてください」。

 12月26日(土) 家の中の掃除や整理整頓をする
 助産師外来でもっと張るように動いてと言われたので、わざとスクワットをしたりお相撲さんのように中腰で歩く負荷をかけた動きを家の中でもやるようにしたら、外をウォーキングするよりよほどおなかが張るようになった。雑巾がけなども。そうして夕方などには30分に1回ほどの定期的な張りを感じるようにもなっていた。もちろん外を歩くことも続けていた。
 産前にやりたい仕事はようやく25日に提出して区切りをつけられ、年賀状もほとんどできていた。この日は1日中、家の棚を整理整頓したり掃除したりと動き回って、おなかが張るというよりは腰痛気味になってしまった。でもそれはやはり出産につながるものだったみたい。

 12月27日(日) おしるしがきた!
 朝、うっすら血らしきものが。おやと思っているとその後も確かに出血がある。古い色ではなく新しい。そしておりものが普段はどろっとしているけれど今日は水っぽいものだった。ナプキンを当てないと不安に思うくらいの生理4日目5日目くらいの出血だった。まだ本当におしるしなのか分からなかったので、夫に「予定日は明日だね~」と言われても兆候があることを黙っていた。夕方頃にはやや生理痛のような腰の痛みと、足の付け根がきゅーっと神経をいじられているように痛むことがあった。図書館の年内最後の開館日だったので本をたくさん借りて、さらにスーパーまで歩こうと思ったけれど痛みが気になったので車で行った。
 おしるしがきても陣痛があるのは数日後、長いと1週間後ということもあるらしい。しかし確実に出産が近づいているのは分かった。それで予感があるからか、スーパーでは気に入っているパンを2つ、それから夕飯は余っても多めに調理して冷蔵庫の食材をなるべく使い切ろうとしていた。夫が食べられるように五目御飯も作って冷凍しておくことにした。夕飯のときには兆候があることを夫に伝えた。いつものようにしっかり湯船に浸かって10時半に就寝した。