快晴の中、足助(愛知県豊田市)の古い町並みを小中学生の子どもたち27人と散策してきました。同じ顔ぶれで、明日は場所を有松(名古屋市)に移して、さらに理解を深めます。
今回は町並みの「見た目」を主題に置いていて、それは無機的なものなので、けして誰もがワクワクするようなテーマとはいえない――と、編集を生業にしている私は思います。いくら美しい町並みといえど、見るだけで満足するには、ある程度の人生経験があって美や文化、歴史や風土に関心がなければ。観光だったら、グルメ・温泉・買い物・船に乗るだの人力車(?)に乗るだのという分かりやすいアクティビティーとセットで楽しむことが多いですし、こういったプログラムでも私はついパズルやゲームなどの遊び要素を入れたくなります。
しかし今回の「子どもまちなみゼミ」では、そんな甘いモノは一切なし!! 思っているよりも子どもは真面目で素直。そして「本物」の体験には、パワーがあるのでしょう。今日は少しの感想しか聞けなかったけれど、本物の体験と、本物を伝えることを仕事にしている専門家に話を聞く体験が、子どもたちの心をどう動かすのか、明日も楽しみ。
香嵐渓が有名な足助ですが、「カタクリ群生地200m→」の看板に導かれて、つい近くの小山に足を延ばしちゃいました。いやあ美しいですね。心が洗われました。満開となるのはたった2週間だけ。日本の四季は本当にすばらしいです。有機的なもの、無機的なもの、どちらの表情も好きです。

