数学者の取材

インタビューの仕事が1か月続きます。

一週間後、とある大学教授を取材しますが、これが心配なのであります。話を聞かせてもらうのは数学者。私は曲りなりにも理系で大学受験をし、工学と書いてあるところで学んだのですが、最も苦手な科目は数学でした。嫌いといっても構わない。ところが先生から「高校1~2年程度の数学の知識は必要とします」と言われてしまったから、心配でたまらないのです。算数のときから、もうずっと計算も関数も方程式も全部苦手。涙

ひとまず「積分」という言葉が出てきたので簡単に調べようと思ったら、こう書いてある。「小学校で次の公式を何度も使って覚えたと思います。距離=速度×時間 速度=距離÷時間 この公式は小学生レベルですが――」わああ、もう、この段階でつらい! バカ正直に「高校1~2年の数学が分からないので別のライターに代わります」とも言えず。

これまでにない異次元の取材で、クライアントに同席希望のヘルプ出したけど返事はない。涙 「こんなことも分からないのか」とお叱りを受けるイメージばかりしてしまうけど、そうじゃないことを願うしかない。せめて先生の著書を読んで理解しようと努力するのみ。いろんな仕事があります!