霊仙山のふりかえりが不十分だから、書いておこうと思ったら、登山部あさひ×マリベの上半期の振り返りになってしまった。振り返りすぎ~! 霊仙山の登山については、また別投稿で… 金曜と月曜に原稿〆切があるのに、またやれてない。やらなきゃ~😂

1月に金華山、3月にミニクライミング、4月に霊仙山、そして6月に読図講座、やれたら7月にもハイキングをしようと思っている。登山部の親子を対象に、参加枠が余れば私の告知を見てくれた親子も。毎回感想をもらっていて、ハッとする意見や、すぐに答えられない質問もあり、引率側も学びが多い。私の、案内する側の経験の少なさでもあり、単純に新しい人との出会いの効果とも思う。
そもそも登山部あさひに関わりだしたのは、まだガキ大将登山と呼んでいた頃の最後の年で、いきなり唐松岳の1泊2日山小屋泊に同行した。この頃は登山部の子どもたちに驚くことばかりだった。

いちばん小さな子で小3がいたのは度肝を抜かれた。高校生の3人はきょうだいなどをサポートする役割をしつつも、夜は持ってきたよりどりみどりのカップラーメンや担ぎ上げた水やお菓子で、中学生3人らも混じってパーティ。小学生の子どもたちも親からもらったお小遣いを、どんなお土産に使おうと考えて、山小屋の缶バッジやお菓子などを買っていた。しっかりしてるなあ。
我が子と登るときは、思うように行動できないのが常なのに、ガキ大将登山の子たちは「泣かない」「荷物も持つ」「ほとんど遅れない」「雨が降ってきても文句も言わない」「山小屋のご飯もちゃんと食べる!マジで!?」「ご来光を見るために4時起床!?」……などと神童と思うようなまぶしい子たちばかりだった。
そんなグループが昨年「登山部あさひ」に改称し、今年はスタッフとして引率や企画に関わらせてもらっている。本当はね、昨年もやろうとしていたけど、勇気と天気が合わず。
当初から「マリベさんも山の企画してほしい!」と言われていたものの、企画して募集しても、登山部を主催する安藤さんのようには参加者が集まらない。最初はそんなもんだと思っても、自分のための山もあきらめたくないし、育児さなかのワークライフバランスも崩したくない。本当にやる? できる? とは思ったけど、期待には応えたいし、山岳コーチ2の資格もきっと役立つだろう。今年は好天にも恵まれて、調子よく実施中。

企画するときには、私なりに工夫していることがある。ただ山を案内するのではなく、学生の頃に身につけたワークショップ的な手法を取り入れたり、山岳会女子として訓練してきたクライミングの技術や、登山ライターで培った視点を生かしたりすること。だから、シールラリーやクイズしてみたり、親子クライミングしてみたりと、登山にプラスアルファの体験をしている。参加者にウケるかどうかは、試行錯誤中(笑)でもワークショップ的な遊びが楽しくないはずがない。
最近は、どうやったらワークショップっぽく山を案内できるかな?と想像しながら、日常的な取材をしていることも多くなった。